センター試験が先週末おこなわれましたね。11歳の娘がどれくらいできるものか、英語の筆記試験を試しにやってみました。
娘はずっとニュージーランドの小学校に通っているため、いわゆる日本の受験英語はまったく未知の世界。特に事前情報を与えずに、「この前の土曜日に日本で大学受験のためにあったテストだよ」とだけ言って問題を渡してみました。
ふーん、と問題を読み始めた娘。すぐに、何かを見つけたように顔を上げ、
「『①~④のうちから一つずつ選べ』なんだ。『選びなさい』じゃないんだね」
え、そこ?! いや、そこは全然関係ないから。
そしてまたすぐに、
「『第一強勢』って何?」
問題文には「第一アクセント(第一強勢)の位置」と書かれていて、その言葉がわからなかったようです。
「ほら、アクセントって書いてあるでしょ」とだけ助け舟を出したのですが、訛りという意味のaccentのことだと思ったかもしれません。
実際、あとで採点してみるとこの問題は全滅でした。あらら。
特に時間は測っていなかったのですが、あれ、もうぜんぶやっちゃったの、という感じで解いていました。
感想を聞くと、
「英検の準一級より簡単だった」(娘は去年一時帰国した際に準一級を受けています)
そりゃ、センター試験は大学入試、英検準一級は大学中級レベルですからね。
もうちょっと細かい感想も聞いてみました。第2問のBの問題は並べ替えの問題ですが、これぞ日本の英語の問題というイメージがあります。娘はこういった形式の問題はやったことはなかったので戸惑うかと思いきや、
「パズルみたいで楽しかった」
とのこと。
他にも、料理好きだけあって料理教室の広告の長文問題とかは楽しめたようです。
また第5問は「Selection From the Exploaration Journal for Planet X」というタイトルで、ある惑星の調査レポートを読むもの。
「地球の人が書いたのかと思っていたら、our planet, which is totally covered with the precious liquidって書いてあって、あれ、宇宙人が書いているのかって混乱しちゃった」
とのこと。実際、宇宙人の日記が登場して受験生も困惑したようですね。
全体の点数はというと8割弱。すべてマークシートなのでどこまで勘があたったのかはわかりませんが、いつも学校で接している英語とはまた違う問題形式に触れて、何か刺激になってくれればと思います。
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