ニュージーランドの小学校ではパソコンを積極的に授業に取り入れています。授業中にパソコンでお絵かきや作文をするだけでなく、家庭でもパソコンを使って子供の学習を助けてあげてください、というお知らせが学校からくることも。Science weekのときには科学を遊びながら学べるサイトがいくつか学校のニュースレターに載っていましたが、それ以外にも学校のホームページでは勉強に役立つサイトがいろいろ紹介されています。例えばこのサイトはアメリカの先生が作ったもので、各学年ごとに算数やスペリングなどさまざまなゲームが利用できます。ユウは子猫になって頻出単語を覚えていくゲームにはまっていました。
朝、始業前には誰かしらがパソコンを使っています。絵を描いたり、算数のゲームをしたり。ユウの教室には4台のパソコンが置かれているのですが、みんな自由に利用できるわけではなく、曜日ごとに使える人がきまっています。
ユウは描画ソフトを使ってお絵かきしてきました。女の子で絵を描く子は多いですね。
パソコンを使ってライティングの授業もします。「折り紙をしました。綺麗な鳥です」と書きたかったようですね。絵はなぜか馬みたいですが(笑)。
なお、各家庭には学校でのパソコンの使用についての規則が渡され、保護者はそれにサインする必要があります。低学年と高学年で規則は違っているのですが、ユウの学年の場合は「先生の許可がないとパソコンは使えません」「学校でインターネットにアクセスできるのは、先生の許可を得たうえで、大人がそばにいる場合にかぎります」など、12項目が定められています。サインする前に子供と規則について話し合ってください、と書いてあるのですが、親子で一緒にちゃんとルールを確認するのは学年を問わず大切ですよね。
パソコンを小さいころから積極的に使わせようとするのはニュージーランドだけではないようです。左の写真はオーストラリアのメルボルンの小学校ですが、ここでもパソコンの教育に力を入れていると校長先生が言っていました。小学生のころから電子機器を積極的に使わせることには反対意見もあると思いますが、その校長先生によると、現代社会ではパソコンは不可欠なスキルになっているので小さいうちから使えるようになっておいたほうがいい、という考えとのことでした。
ニュージーランドはスポーツが盛んで、夏になればビーチが人であふれますし冬でも裸足で芝生のグランドを走り舞っている子供も見られます。このようにスポーツやアウトドアとバランスをとっていればパソコンの教育もいいのではないかなと思いました。
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