ニュージーランドで英語教育 ほうかごブログ

小学生向けのホリディプログラム 南半球のプラネタリウム

春休み中、以前から行ってみたかったオークランドにあるプラネタリウムに子供向けのホリデープログラムが上映されていると聞き、子供たちを連れて行ってきました。

題名は 「Tilt(傾き)」。地球にはなぜ四季があるのか、地球が傾くことによって太陽の位置がどう変化するのかとアニメーション仕立てで子供に分かりやすく説明してくれました。

 

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天文ショーが終わると、部屋を移動しUVライトによる実験が始まりました。UVライトを持続的に照射すると日焼けするということを実証します。次に、日焼け止めを塗った部分と塗っていない部分にUVライトを照射するとどうなるか。もちろん塗っていない部分は日焼けした状態に。そして日焼け止めを塗っている部分もうっすらと色が変わりました。
日焼け止めを塗っても完璧にUVを防げない、ではどうしたらよいでしょう?という問いかけに、子供たちは

「帽子をかぶる」「サングラスをかける」「長袖を着る」。中には「外に出ないで家の中にいる」と答える子も。日焼け止めでは完璧にUVをカットできないので、帽子とサングラスの着用が促されました。

 

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実験の後は、クラフトに挑戦。モービルを上下に動かすと季節ごとの太陽の位置が分かる仕組みになっています。

 

帰り際にはお土産までもらいました。「サンビーズ」と描いてあり、白いビーズでブレスレットが作れるようです。それで終わりではありません。このビーズ、UVがあたると色が変わるんです。課題が出されてありました。

「太陽の光でビーズの色はどう変わるか?」「曇りの日はどうか?」
「日陰に入るとどのくらいでビーズの色は元に戻るか?」
「日焼け止めを塗ったビーズと塗っていないビーズの違いは?」「古い日焼け止め、新しい日焼け止めを塗ったらどうか?」「SPF値の違う日焼け止めではどう違うか?」など。

家に戻って今日実験で学んだことを復習できるようになっているんですね。

NZはこれから春から夏に向かい、日差しが強まります。NZのUV値は非常に強く、日本の7,8倍とも言われています。そのため、NZの幼稚園や学校では、このスクールホリデーが終わって4学期(10月位)から来年の1学期の終わり(4月位)までの間、登園・登校する前に日焼け止めを塗ること、また帽子をかぶることを義務付けられています。また、外出する時も日焼け止めと帽子は忘れないように注意が促されます。このことの重要性を子供たちはもちろん、親の私達にも、意識付け、再確認ができるとても良いプログラム構成だと思いました。

余談ですが、10月8日のNZ時間で夜の9時半頃から深夜12時まで皆既月食が見られるそうです。幸いスクールホリデー中ですし、子供たちが起きていられそうだったら、天体観測をしてみようと思います。天気でありますように。

(あやこ)

 

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Posted on: October 7th, 2014 by Yuko Okumura コメントはありません

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