今回は、夏休みを利用して2週間のオークランド親子留学に来られた小学校3年生のマユちゃんとお母さまのヒロさんの留学記の後編になります。（前編はこちらからご覧いただけます）
前編ではマユちゃんの小学校の一日の流れ、ヒロさんの語学学校の一日の流れをご紹介しましたが、今回は休日の過ごし方と、マユちゃんの「おもしろかったこと・うれしかったこと・びっくりしたこと」や、帰国後にヒロさんからいただいたお手紙をご紹介します。
休日の過ごし方
休日はホストマザーと一緒にスーパーやショッピングモールへ買い物に出かけたり、マユちゃんとヒロさん二人でのんびりした時間を過ごしたりしました。
オークランドはニュージーランド最大の都市でもありますが、自然もたくさんあります。
近所にはBrowns Bayという、とっても美しいビーチがあり、マユちゃんとヒロさんはここでのんびり散歩をしたり、鳥の餌付けをしている人にパンをもらって、一緒に鳥に餌をあげたりして楽しみました。
また、オークランドの観光名所の一つであるOne tree Hillからはオークランドの街や海が見渡せます。
この日は大きな虹が見えました！
オークランドからハーバーを渡った先にある人気のスポットDevonport（デボンポート）へも訪れました。
こちらも丘からはオークランド中心部の町並みやスカイタワーが見渡せます。
また、ニュージーランドではスポーツがとっても盛ん！
週末には大人も子どももスポーツを楽しむことも多く、マユちゃんはホストファミリーの子どもたちと一緒に市民プールへ行ったり、ホストシスターのステラちゃんと一緒にネットボールに参加したりしました。
マユちゃんが気付いたこと・感じたこと
おもしろかったこと・うれしかったこと
・家の庭に大きなトランポリンがあった
・けん玉が大人気だった。クラスメイトのハリーくんが、勢いあまって頭にぶつけちゃった
・図書館にドレスが置いてあって、自由に着替えることができた
・家のシャワーの壁が透明のガラスでできていた
・算数で賞状をもらった
・マユの黒髪（ダークブラウンのストレートヘア）が人気だった
・ニュージーランドには英語とマオリ語がある
・最終日、みんながハグしてくれた
・シャロンちゃんはお別れの日に泣いてくれた
びっくりしたこと
・モーニングティー、ブレインフードがあること
・先生もおなじ教室で食べていること
・裸足の子が多いこと
・休み時間が長く、ランチの後は１時間もあること
・家は靴を脱いで上がり、学校は靴のまま上がること
・マンションがない
・道路を走って横断すること
・虹が毎日のように見られる、サンシャワーがある
・あやとりはあまり人気がない
大変だったこと
・英語でお話をつくること（先生が時々手伝ってくれる）
・シャワーを早く済ませること
お母さまヒロさんからいただいたお手紙
改めまして、2週間、いえ、それ以前から本当にお世話になりました。
私自身、まさか自分が留学し、ホームステイで暮らすことになるとは夢にも思いませんでした。マユのおかげ、そして優子さんのおかげで実現することができました。ありがとうございました。
終わってみると、とても早く感じるのですが、この2週間は私の人生の中で、最も意味のある日々となった気がします。迎えるまでの不安や、知らない土地での好奇心や緊張、言葉が通じたときの爽快感は何にも代えがたいと思います。語学力が驚くほど身に付いたわけではありませんが、それ以上に得たものが大きく、心を動かされたことは間違いありません。
もう一度、オークランドの地を踏むのは、そう遠くないような気がしてなりません。その時はまた、ぜひよろしくお願いします！
【留学デスクより】
あっという間の濃い２週間でしたね。お手紙といただいた美しいイラストを見ながら、なつかしく思い出しています。まゆちゃんの小学校最終日はクラスメイトがみんなでハグしてくれたり、泣いてしまうお友達もいたりして、本当に感動的でしたよね。心に残る思い出のひとつです。
ホームステイをしながらの通学は、興味深く面白いこともいっぱいあると同時に、気疲れや困ったこともあったことと思います。それでも、毎日笑顔でポジティブに受け入れられている明るさと柔軟さに、私もたくさん影響を受けました。
親子留学のサポートは、私自身、母親として、子供が同世代からできることや、共感できることがたくさんある気がしておりまして、今回の一期一会の出会いに本当に感謝しています。ありがとうございました。
ニュージーランドのオークランドが身近に、また何度も戻ってくれる場所として心に残ってくれら、こんなに嬉しいことありません。そう遠くない将来、またお会いできるのを楽しみにしています！
（奥村優子）
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