以前に留学体験記「2週間の留学生活を終えて」と「留学から半年たって」という作文を書いてくれた、現在中学1年生のまどかちゃん。
今回は、その渡航に同行されていたおばあさまからのお便りを紹介させていただきます。
親子留学は親子で一緒に素晴らしい体験ができますが、今回いただいたお便りを拝見していると、おばあさまとお孫さんでの留学も素晴らしいと改めて実感しました。
今後、お孫さんと一緒の留学や、お孫さんの留学に同行を考えていらっしゃる方にもぜひ読んでいただければと思います。
孫の成長を身近にみることができた貴重な2週間でした
春休みに、孫娘の中学進学のお祝いをかねて、短期留学につきそいニュージーランドで二週間過ごしてきました。彼女は、小学4年生から「ほうかごEnglish」のオンラインレッスンをとりはじめて、中学受験が無事に終わったら、ニュージーランドに先生に会いにいくというのが約束になっていました。
孫が通ったのはニュージーランドの北島にあるオークランドの公立小学校です。彼女の希望で、二週間のうち最初の一週間は一人でホームステイをさせました。小学校では地元の子供たちと一緒に授業を受けたのですが、最初の2,3日はつらかったのか涙を見せるときもありました。ホームステイ先のホストマザーも先生も大変よくしてくださり、温かく励ましてくれるのですが、英語のシャワーでなにを言っているかわからず、自分の思ったこともなかなか口からでず、新しい環境についていくだけで精一杯だったようです。
留学デスクの方がよき相談役になってくださり、学校とホームステイとの間に入って意思疎通をはかってくださったり、具体的なアドバイスをくださったのが、本当に助かりました。1週目が終わる頃には、学校生活やホームステイ先での英語のシャワーにも慣れたようで、わからないことも受け入れられるようになったのか、笑顔をみることができました。
ESOLという、英語が母語ではない生徒向けの授業にも参加できたのですが、お勉強というよりも工作などをして、それも楽しかったと言っていました。帰国してから言っていたのが、「本当に行けて良かった!!」です。ニュージーランドに行ったことで、英語を使えると楽しいということがわかったそうです。
彼女の通う日本の学校には、帰国子女のお子さんが多く、自然に英語が話せるのはフェアじゃないなという気持ちがあったそうですが、自分が経験してみて、海外生活は最初は苦労したのだろうなということがわかったそうです。また、自分の英語でも相手に伝わって、友達を作れるのが大きな自信につながったようです。
中学に入学してから本格的に英語の授業が始まりましたが、単に試験のために勉強するだけでなく、またいつか、外国人と英語でコミュニケーションをとるために勉強を頑張っていると言っていました。
ニュージーランド滞在の後半一週間は孫と一緒にコンドミニアムに滞在しましたが、気持ちよく晴れた朝、二人で学校まで歩いていくのもいい思い出になりました。3月のニュージーランドはまだまだ夏の雰囲気で、晴れた日にはビーチで過ごすのが本当に心地よかったです。
ニュージーランド人は、本当にフレンドリーで、お会いするどの方にもとても親切にしていただきました。今回は、私自身は語学学校に行かなかったのですが、見学させていただいた語学学校は、落ち着いた雰囲気がとてもよく、退職されてこちらにこられた方などが勉強されていて大いに刺激になりました。
孫はもう一人で来られると言っているので、次回は私がお世話になろうと思っています。ニュージーランドの滞在中、お世話になった皆様方にこの場を借りてお礼申し上げます。
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