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小学校高学年の子におすすめ その2「Wolves of the Beyond」シリーズ

先日、11歳の娘がハマった本Guardians of Ga’Hooleのシリーズを紹介しましたが、このシリーズには続編として、狼が主人公のスピンオフシリーズ、Wolves of the Beyondがあります。フクロウたちが活躍したガフールの世界の中の最果ての地、Beyond of the Beyondで暮らす狼のお話で、全6巻。前足に障害を持って生まれててきたため、部族の掟にしたがって母親に捨てられた主人公の狼ファオランが、様々な困難にあいながらも成長していくストーリーです。
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こちらも娘は日本語訳・英語のオリジナルともにはまっていました。どこが面白いのか聞いてみると、「いろいろあるんだけどね、たとえばEmber of Hooleっていう特別な石があってね、それを取ったフクロウがkingになるんだけど、その石を最果ての地の火山で守っているのが聖ウルフで…」と延々と話し始めて止まらなくなってしまいました。
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狼は群れの中でヒエラルキーを構成します。そして狩りや家族、テリトリーを守るために群れの構成員の間で複雑な相互作用があり、政治的な行動とまで言えるほどだそうです。この点が、前作のGuardians of Ga’Hooleのシリーズのフクロウの世界とは大きく違うと作者は言っています。主人公が困難を乗り越えていく姿をハラハラしながら読み進めるだけでなく、狼の社会的行動という観点から読んでみるのも面白そうですね。

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Posted on: January 9th, 2018 by Yuko Okumura コメントはありません

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