5月に子供が通う小学校より、母の日の授業参観のお知らせがありました。
Mother’s morning is on Friday May from 8:55 to 10:30. All mother’s or significant females are invited to the classroom to spend the morning with their children.
Significant females と書いてあるように、母親だけではなく案内では女性限定。ですが、その解釈はお任せで、実際行ってみると男性もチラホラ来ていました。いかにもニュージーランドらしいです。
上の写真はYear1の娘の教室です(娘は日本では幼稚園の年長さんになります)。色とりどりの装飾、大きなキリンさんや天秤など、毎日学校に通いたくなるような、遊び心一杯の教室です。
娘のクラスの授業は、保護者と一緒に紙のバックを作って楽しもうという内容でした。机はなく、みんなフロアーに直に座って黙々と作業。ゆるりゆるりと一緒に作った作品は母の日のプレゼントとして後で娘から貰いました。
一方、日本では小学校2年生にあたる年齢の息子は、Year3とYear4が混ざったコンバインクラス。こちらは10時から授業が始まりました。まずは全員が先生の方を向いてフロアーに座り、これから行う授業の内容をじっと聞きます。「じっと」と言っても丁度その時間はモーニングティーの時間なので、全員自分のお弁当箱を出してきて、自由に食べながら話を聞いています。日本ではありえませんよね!
前回の授業では、名詞を2つ組み合わせた言葉を習ったそうです。例えばネコを表す表現は、curtain scratcher (カーテンを引っかく奴) など。 そしてこの日は母の日にちなんで、名詞を組み合わせてお母さんを表現しようというものでした。みなさんだったら、どんなものを思いつきますか。
こちらが挙手によって生徒が発表した答えの一部です。
A Master Chef
A Kitchen Sweeper
A Fun Provider
A Lie Detector
A Support Master
そして息子と一番仲の良い同級生がはりきって挙手。私の隣に座っていたお母さんとドキドキしながら答えを待つと、、” A Taxi Driver”と!お母さんは、フルタイムじゃないんだからウーバードライバーにして~、と笑って返していました。こんな調子で授業がゆるやかにすすみました。
そして最後はRun The Carpet というゲームを生徒と保護者全員で(笑)。。。そのまで駆け足をしつつ、Jump, Run, Kick, Dodge Leftなど画面に表示されるコマンドの通り動きます。始まった時は、一瞬びっくりしましたが、あっという間に5分ほどで終わったので、勉強の合間にいい息抜きにはなるんだろうな、と思いました。子供達は大喜びでした。
日本では普段の子供たちの様子を見る「観」の部分がほとんどでしたが、ニュージーランドは「参観」だなと思いました。Spend the morning with the children. 確かに案内では、普段の生徒達の授業の様子を見に来てください、ではなく、一緒に時間を過ごしてくださいだったな、と思い返しました。
たか
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