ニュージーランドで英語教育 ほうかごブログ

オリンピックデー

ロンドンオリンピックが閉会して今月の末からはパラリンピックが始まりますが、ユウの小学校でもオリンピックがありました。もともとロンドンオリンピック開催中に開かれる予定だったのですが、雨天順延で先週の金曜に行われました。

全校生徒がアメリカ、フランス、中国などいろんな国にチーム分けされます。ユウはジンバブエでした。前もってジンバブエについて授業中に勉強もしたそうです。「ジンバブエってアフリカにあるんだよ。旗の色、知ってる?」とおうちで言うようになって、全然知らなかった国に興味がわいたようです。

オリンピックデー当日は、まずチームごとに教室に集まって胸に国旗をつけます。「競技が始まったら、みんなでGo Zimbabwe!って声を合わせて言うのよ」と先生。どんな種目に挑戦するんでしょうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

この日は、みんななるべく自分のチームの国旗と同じ色の服を着てくるように、と先生から言われていました。この子はユウと同じジンバブエのチームなのですが、国旗の緑と赤に合わせてリボンをお母さんにつけてもらったみたいです。かわいいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

校庭に集合です。カナダ、インド、南アフリカ、それにもちろん日本もありました。

 

 

 

 

 

 

聖火ランナーが走ります。ハカ(NZの民俗舞踊)も子供たちが踊ってくれました。

 

 

 

 

 

そして競技が始まります。校内のいろんな場所で競技が行われているのですが、各種目ごとに二カ国が対戦し、次の競技に移っていくという形式です。対戦といっても、すごくなごやかな雰囲気で行われていました。これはテニス。ネットにボールが引っかからないように打てるかな。

 

 

 

仮装競争もありました。前のランナーが戻ってくると、次の子は急いで服を受け取り、帽子をかぶってかばんを持って走ります。がんばれ~。

 

 

 

 

 

朝九時から始まって、10時半になったらいつもどおりモーニングティの時間。見に来ていたお母さんたちも一緒に子供たちとおしゃべりです。

 

 

 

 

各チームとも1年生から6年生まで各学年の子から構成されているのですが、上級生が下級生の面倒を見るのが自然に行われていました。各競技、学校の敷地内のいろんなところで行われているのですが、ひとつの競技を終えて次に移動するときも、先生から「次はここよ、わかるわね」と伝えられた6年生がみんなを引率していきます。なかには移動の途中で自分のチームからはぐれて迷子になってしまい、泣き出す子もいるのですが、さっと上級生が駆け寄っていくのはさすがです。左の写真は障害物競走ですが、低学年の子には6年生がずっと付き添って助けてあげていました。こうすることで上級生は責任感を学べますし、低学年の子も、大きくなったら自分が下級生の世話をするのが当たり前のことに感じられるのでしょうね。このオリンピックデーに限らず上級生が下級生の世話をする機会が学校ではよくあるのですが、親としても好ましいと思えます。

 

 

 

 

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Posted on: August 20th, 2012 by Yuko Okumura

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