ニュージーランドで英語教育 ほうかごブログ

今学期のテーマは「今と昔」

昨日、3学期が終わりました。今学期のテーマは「Now and Then」ということで、子供たちは今と昔の生活の違いについて勉強していました。

今と昔の学校について思いつくものをみんなで挙げました。今の学校にはコンピューターがあって、たくさん道具があって、というのは分かるのですが、「ペンギン」を挙げている子も。なぜ学校にペンギン?と不思議に思ってしまいますが、自由な発想が許されるのもいいことなんでしょうね。


小さな子達にとって、昔の話で身近に感じられるものといえばおじいちゃんやおばあちゃんの話。 おじいさんやおばあさんに子供のころのことを聞いてくるように、という宿題もありました。「学校にはどうやって行きましたか?」「自分にとって特別なおもちゃや遊びはなんでしたか?」「どんな本を読みましたか?」といった質問が10問ほど並びます。ユウはスカイプで日本にいるおじいちゃん、おばあちゃんに聞いていました。


おじいちゃんやおばあちゃんの今と昔の写真も、みんな持ってきました。ちょうどユウたちと同じ6歳のときの写真を提供してくれたおばあちゃんもいて、「3人姉妹の一番下でした。この写真は1924年に撮られたものです。今ではおばあちゃんは93歳になっています」といった説明も付けてくれていました。教科書などで昔はこうでした、ということを習うよりも、自分のおじいちゃんやおばあちゃんの昔の姿を目にするほうが子供にとってはより興味がもてますよね。

grandparentsという言葉から連想することを挙げていきます。「お母さんのお母さんと、お父さんのお父さん」「孫の面倒を見てくれる」というシンプルなものから、「おかしなことをしてくれます」「悪い子を連れて行く」なんてものも。

ほかにも、おじいちゃんやおばあちゃんは自分のことをなんて呼んでくれるか、というのも挙げていたのですが、「宝物」や「ハニー」のほかに、「子猫」「アップルパイ」といったかわいいものや、「パイナップル頭」「おばかなソーセージ」など、変ったものもあってみんな楽しめたようです。

そしておじいちゃんやおばあちゃんの絵をみんな描きました。絵に加えて、おばあちゃんやおじいちゃんについて説明します。この子は、「おばあちゃんはピンクや赤のお花が好きです。ちょうちょも好きです。私と妹のことも好きです」とのことです。先日あった祖父母の授業参観日では、子供たちが自分の描いた絵を嬉しそうにおじいちゃん、おばあちゃんたちに見せていましたよ。

Posted on: September 30th, 2012 by Yuko Okumura

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