ニュージーランドで英語教育 ほうかごブログ

今年もヨットの授業やっています

日本とは季節が逆になるニュージーランド。以前のブログにも書きましたが、ユウの通っている小学校では夏の間、高学年の子を対象に毎週一回ヨットとシーカヤックの授業があります。インストラクターとして講習を受けた保護者たちがボランティアで生徒の面倒を見ているのですが、今シーズンも授業をお手伝いしてきました。

学校からビーチまでは小学校がチャーターしたバスで移動してきます。ライフジャケットを着て整列した子供達。日差しが強いので、帽子は必ずかぶらないといけません。各クラス二組に分かれ、ヨットとカヌーのレッスンを交代で受けることになります。みんな先生の話をちゃんと聞いて、安全に楽しもうね。

保護者たちはモーターボートに乗って子供たちにアドバイスや注意を与えます。この日は波が穏やかで風もきつくなく、子供たちにとってはちょうどいいコンディションでした。ヨットがかたまって帆走しているとターンのときはぶつかりそうになるのですが、他のヨットはそういう混雑をよけるどころか逆に突っ込んでくるので、うまく子供たちをばらけさせないといけません。その一方であまりにもみんなばらばらになると危険なのでヨットの列を囲むようにしてモーターボートを走らせます。

今回は転覆したヨットを回復させる練習もしました。まずヨットを転覆させるために、マストをつかみ全体重をかけて船体を傾けます。そのままマストと一緒に海面に倒れこんでいくのですが、ときどき手を放すのが早すぎて、自分は水の中にどぼんと落ちたのにヨットは転覆せず、という子供も何人かいました。でもみんな楽しんだようで、”Can I try one more time?”とインストラクターに聞く子も結構いました。

船の底から出ている板をつかみ、ぐいっと体重をかけて船体を起します。頑張れ~。

何とか二人で力を合わせてヨットを起しました。よかったね。船の中に戻るには、船体の端をつかんで這い上がるようにして入っていきます。

こちらはシーカヤックの授業。単に漕ぐ練習をするだけでなく、写真のような遊びも。みんな横一列に並んで、しっかり横のカヤックをつかむと、二人ずつ船を交代していきます。キャハキャハと大声で笑いながら、ぐらぐらゆれるカヤックの上をおぼつかない足取りで移動していました。

立ち上がってパドルで漕ぐ、なんてことも。バランス感覚を鍛えるのによさそうですね。バランスを崩して海に落ちても大丈夫なように、岸に近くて足が立つ深さのところでやっていました。

最後はみんなでお片づけ。自分たちが使った道具を、競い合うようにして運ぶ子供たちの姿はほほえましいです。夏のNZでマリンスポーツをするのは本当に楽しいですよ。

 

 

 

 

 

 

 

Posted on: March 19th, 2013 by Yuko Okumura

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