日本は涼しくなってきて走りやすい季節になりましたね。ニュージーランド最大のマラソンはオークランドマラソンですが、今年もあと一ヶ月を切りました。今年は思い切ってフルマラソンにエントリーしましたのですが、去年はどんな感じだったかリポートしますね。
去年はハーフマラソンにエントリーしたのですが、3ヵ月ほど前からランイベントに参加していました(そのときの様子はこちらとこちらとこちらで報告してます)。
そしていよいよ近づいたマラソン本番。まず前日までに、市の中心部に設営された受付会場までゼッケンなどを受け取りに行きました。
受け取ったのはゼッケンのほか、当日用の赤いシャツ、電子チップ、それに青いビニール袋。この袋はスタートの前に自分の着替えを入れて所定の場所においておくと、ゴールまで運んでいってもらえます。
受付会場にあった、みんなが覗き込んでいるこのクルマ。小さい文字がびっしりと書かれていて、何かなと思ってよく見たらマラソン参加者全員の名前でした。私の名前も探してみると、ありました、ありました!
フルマラソンのスタートは6時10分、ハーフマラソンのスタートは7時です。当日は家族が朝4時におきて朝ご飯とお弁当を作ってくれました。オークランドマラソンのスタート地点はデボンポートといって、市の中心部と湾を挟んで反対側にあります。市の中心部からは朝4時半からランナーを乗せた臨時フェリーが運航されていました。私たちが住んでいるのはデボンポートと同じ湾の北岸ですが、こちらのエリアでも朝5時からスタート地点までの臨時バスが運行。参加者はみんな、まだ早朝の薄暗い時間帯に集まってきてウォーミングアップをしていました。
フルマラソンに続いて、ハーフマラソンの参加者たちがスタート地点に集まります。そして、いよいよスタート。どきどきします。
市の中心と湾の北岸を結ぶハーバーブリッジはいつもは車専用なのですが、マラソンのときだけ車線規制が行われ、走ることができます。オークランドマラソンに参加するキウイ(NZ人)たちもこの橋を走るのを楽しみにしている人が多いようです。私もハーバーブリッジを走って渡るのにあこがれてトレーニングを続けてきました。
コスプレをして参加する人も。エルビス・プレスリーに扮した人もいました。
ゴール前には大きなモニターでゴールシーンが映し出されています。ゴール目前になると、DJが名前を呼んでくれるので嬉しいです。
応援する人たちで一杯のゴール前です。もう最後はへとへとになっていましたが、多くの人の歓声を聞くと最後の力が出て何とか完走できました。
ビクトリアパークという市内の公園近くにゴールはあります。芝生の上でランナーたちは疲れた体を休めていました。
この公園ではビール会社などいろんなブースがでていたほか、ライブ演奏も行われていました。
本番前のランイベントからずっと使っているシューズと電子チップ。お疲れ様でした。
今年のオークランドマラソンはは11月3日に開催されます。公式ホームページには日本語のページもありますので、興味をもたれた方は覗いてみてはいかがでしょうか。