子供たちに人気のコンピューターゲーム、マインクラフト。
箱庭ゲームとも言われ、立方体のブロックを使って、建物やさまざなアイテムをつくったり、思い通りの世界で、あちこちを探索したり、戦ったりするゲームです。
ニュージーランドの小学校でも人気で、学校ではゲームで遊べませんが、「マインクラフト」の本をみんなでのぞいていることも。
オークランド地元の図書館で、「マインクラフトクラブ」なるものがあると聞いて、子供たちと一緒にのぞいてきました。
木曜日の放課後、図書館のキッズコーナーには、近隣の小学校の制服をきた子供たちがそれぞれデバイスをかかえてやってきました。ひとりでくる子もいれば、友達とグループでくる子も。思い思いの場所に座ると、それぞれ、ゲーム開始。
真ん中のテーブルには、クラフトコーナーもあって、小さい子やゲームをしない子が、マインクラフトの立体をつくったりしてあそんでいます。子供たちは、それぞれゲームに熱中。ときどきまわりの子をのぞきこんで話をしたりをしますが、人数は多いのに静かです。
主催している司書さんに、「みんなでなにかをするんですか?」と聞いてみると、「ゲームをしない子は、クラフトをしてもいいし、それぞれゲームして自由に過ごすだけ。みんなでなにかしようと言ったって、みんなゲームに集中していて、聞かないからね!」と笑っていました。
図書館のマインクラフトクラブは、図書館のWIFIを使ってみんなで遊ぶ場を提供する場だったんです。「それだけですか」と少々拍子ぬけして聞くと、「そう、それだけよ!」とのこと。でも、これはマインクラフトをしない大人の愚問だったのかもしれません。
はじめてマルチプレイを体験したゆうは、「いろいろな人の世界に行けて面白かった!ゆうのところにも、人がきたよ。せっかくつくった建物を、壊して行っちゃったの。」と嬉しそう。「へー、壊されたに面白いの。」「うん!」と大満足の返答。
こちらは、クラフトコーナーからもらってきた暗号書。ゆうがさっそくとりかかると、以下のメッセージが。
”we are far from done there are so many things we want to add to minecraft ”
翌週に行ったときに、主催している司書さんに、インタビューしてきました。
「図書館で、マインクラフトクラブというのは、どういういきさつではじめられたんですか。」
「うーん、そうね。家でマインクラフトで遊んでいる子が多いとおもうけど、みんなで遊ぶ場があったら楽しいかなとおもって。私が図書館で働いているでしょう。家の子供たちがゲームをもって遊びにきてもいい?って聞くから、WIFIがあるし、いいよって言ったんです。最初は子供の友達で、5人ぐらいしかいなかったのだけど、いまは、こんなに人数もふえて。」
30人以上はいるでしょうか。登録などは必要なく、誰でも自由に参加できます。
マインクラフトをしない私は、なにかどう面白いのかわかないのですが、「また行きたい!」という子供たち。
来週日本からお越しになる留学生のせいやくんも、興味深々とのこと。
子供たちが一緒に行くのを、心待ちにしていますよ!
●マインクラフトクラブ
場所:
East Coast Bay Library(ブランズベイ)
時間:
木曜日の午後3時~午後4時30分
持ち物:
各自でマインクラフトにアクセスできるデバイス。小さい子には、クラフトコーナーもあります。
●オークランドの図書館
http://www.aucklandlibraries.govt.nz/EN/Pages/home.aspx
オークランドの各図書館では、そろぞれでイベントや集まりをやっています。ぜひ足を運んでくださいね。
●マインクラフト(Minecraft)とは
http://ja.wikipedia.org/wiki/Minecraft