ニュージーランドで英語教育 ほうかごブログ

小学校低学年の女の子がはまる本―「モンスター・ハイ」で言葉遊び

 

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「Monster High」という人形を知っていますか?女子高生モンスターの人形、と聞くとなんだか不気味に思えるかもしれませんが、フランケンシュタインやドラキュラといった有名なモンスターの娘たちがおしゃれでかわいい感じの人形になっています。ユウの小学校ではYear1から3の女の子たちに大人気。アニメにもなっており、日本では昨年放送され、またちょうど今日から新しいシリーズの放送が始まったようですね。

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実際の人形はこんな感じ。カバンやらブラシといった小物もついていて女の子に受けるのでしょうね。

このMonster High、本も出ているので早速図書館で4冊借りてきました。『Ghoulfriends Forever』, 『Ghoulfriends Just Want to Have Fun』, 『Ghoulfriends: Who’s That Ghoulfriend?』, 『Ghoulfriends ’til the End』の4つです。ユウは一気読み。モンスターたちが通う高校が舞台なのですが、なかよしの女の子3人組がMonster Highの危機を救います。Monster Highの人形やDVDにはまっている子は多いようで、図書館でも「Monster Highの本だ!」と喜んでいる女の子たちがいました。

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本の中はこんな感じで挿絵も入っていて、単語も難しくないのでスイスイ読めるようです。言葉遊びにも凝っていて、メインキャラクターの三人組はgirlfriendsならぬghoulfriends(ghoulは悪霊などを意味します)。とっても仲のいい彼女たちはBBF(best friends forever 永遠の親友)ではなく、GFF(ghoulfriends forever)。そして学校の授業(scholastic studies)は、skull(頭蓋骨)という言葉にかけたskullastic studiesになっています。上の写真に写っている人形の名前は、Elissabat。「知ってる?ElissabatってElisabeth(エリザベス)とbat(こうもり)の組み合わせなんだよ」とユウが嬉しそうに教えてくれました。

こういう言葉遊びは子供に「どういう意味?」と聞かれると答えに窮するものもありそうですが、ストーリー自体が小学生低学年にはちょうど面白いものになっていて、分からない造語が出てきても楽しく読み進めていくには問題ないようです。もちろん、「この言葉、何のダジャレだろう?」と親子で考えるのも楽しいですよ。

 

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Posted on: October 22nd, 2014 by Yuko Okumura コメントはありません

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