突然ですが、みなさん”fire drill”ってどういう意味かご存知ですか?
今学期は「火」がテーマのYear1の授業。子供たちは火の実験をした後、実際に火災がおきた時の対応として避難訓練を行ったようです。長女に訓練の内容を聞いてみると、日本の訓練とほぼ同じようでした。そしてその日に認定証と一冊の本をもらって帰ってきました。
認定証には”Get down, Get Low, Get out fast”という、NZの火災避難訓練のキャッチフレーズが書かれてあります。
本の方には「家族で火についての知識を得よう」とあり、中を見ると火災が起こるまでの経過から避難の仕方、消火活動までが物語り形式になっています。家のスモークアラーム(火災報知器)の位置の確認し、避難経路を図面上に表記する、といったアクティビティが各ページに盛り込まれ、最終ページには夜寝る前の火の元の確認チェックリストとDVDまでついていて充実した内容でした。 今週末にこの本と共に我が家の避難計画を立てて、練習してみようと思います。
避難訓練の翌日、クラスで”FIRE”の文字を使って詩を作りました。詩の各行が順にF, I, R, Eで始まります。
みんな上手にかけていました。中には”incredible” “extremely”など ビッグワードを使っている子もいて、Year1の終わりにこのような言葉も使えるようになるんだと驚きました。
さて、”fire drill”の意味ですが、分かりますか? 答えは、火災訓練です。でも、なぜ「ファイアー・ドリル」?私は壁に穴を開けるドリルを想像していたのですが、日本でも算数、漢字などの問題集をドリルと呼びますよね。そのドリルらしいです。英語の”drill”には、反復、繰り返す、また訓練という意味があるそうです。どの学校、職場でも毎年一回は火災訓練をしますが、繰り返し行うことで身につけるということらしいです。
ちなみ、”fire engine”はなんだかわかりますか?これは消防車のこと。”fire”には「火事」という意味があるので、火事関連の言葉によく使われますね。例えば消防士はfiremanやfirefighterと言ったりします。
いつ災害が起こるかわかりません。ないにこしたことはありませんが、日ごろからの心がけは大切ですね。
(あやこ)
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