ニュージーランドの大自然を味わえるのがトレッキング。南半球が夏を迎えるこの季節は世界各地から登山客が訪れます。特に南島の南西部は世界遺産に登録されており、「世界でもっとも美しい散歩道」と言われるミルフォード・トラックなど様々なコースがあります。その中の一つ、ルートバーン・トラック(Routeburn Track)というルートをちょうど1年前の12月に登ってきました。当時、ユウは7歳、タクは5歳。2泊3日、しかもテント泊だったのですが、子供たちも大満足の山行となりました。
車でダート道を走って登山口に到着。さ~、3日間、歩きとおせるかな。ちなみにNZではトレッキングのことをtrampingと言います。
出発点のルートバーン・シェルター。山の動植物についていろいろと説明があります。
今日の目的地はRouteburn Flats Hut。1.5時間から2.5時間かかるそうです。子連れだからもっと見ておいたほうがいいかな。
登山道がかなり整備されていて歩きやすかったです。大人なら一跨ぎの小さな岩や路面の凹凸も、子供にとっては結構体力を消耗するみたいですから。
登山道は清流沿い。綺麗に澄んでいて見ているだけで気持ちがいいです。
林を抜けて開けたところがキャンプサイト。今日の行動時間は2時間半で、まずまずのペース。標高にして250mぐらいしか登らなかったので、かなり平坦なルートと言えます。
早速テントを張ってくつろぎます。万年雪をいただいた稜線を見ると気分が高揚しますね。
キャンプサイトも清流沿い。天気もよかったので子供たちは大喜びで水遊びです。
冷たーい。でも気持ちいい~。
キャンプサイトには木製のテーブルも。食事は全部自炊で、食材や調理器具も全部持ってこないといけません。でもこうやって屋外で食事を作って食べるのって楽しいですし、簡単な物でもすごくおいしく感じます。
食事の後はのんびりとお絵かき。日が長いのでゆっくりしていられます。
ルートバーン・トラックは、夏季はテント泊でも事前に予約が必要です。ここに限らず人気のある登山道は予約制をとっており、世界的に有名なミルフォードトラックなどはすぐに予約がいっぱいになります。登山客が多くなるこの季節、オーバーユースを避けて自然を守っているんでしょうね。
キャンプサイトでは午後7時ぐらいになるとレジャーがやってきて、テント泊のチケットを回収します。チケットは入山前日にクイーンズタウンという街の環境保護局のオフィスで受け取っておきました。レンジャーはフレンドリーで、明日天気が悪そうだけど子連れで大丈夫かな、と相談するといろいろとアドバイスをくれました。
明日は晴れるといいなー。
(二日目に続きます)
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