ルートバーン・トラックも三日目。初日は快適な樹林帯を歩いた後に水遊び、二日目は打って変わって雨にたたられましたが、無事に最終日の朝を迎えました。目が覚めたときは息が白かったのですが、日が昇るとともにどんどん暖かくなってきました。
綺麗に晴れて、気持ちいい~。子供たちもご機嫌です。
キャンプサイトに併設の山小屋。湖に面していていいロケーションですね。
山小屋は基本的には宿泊客しか利用できないのですが、ちょっと中をのぞかせてもらうと、ちょうどクリスマスの時期だったのでクリスマスツリーが飾られていました。建物の中はとても快適そうです。
では出発。今日のコースタイムは4時間。ほとんど登りはなく、緩やかな下りが続きます。
向こうに見える峰々は雪をかぶっていますが、標高2000mほど。東京都の最高峰、雲取山とほぼ同じですね。緯度が高いので、日本アルプスに比べると森林限界や万年雪が残っているところもかなり低い位置にあります。
晴れているので足取りも軽やか。子供たちはいつもにも増して元気です。
滝も見られます。地図によると174mあるとのこと。水しぶきを浴びながら小休止。
また湖にでました。ここにはLake Howden Hutという山小屋があります。私たちが目指している逆側の登山口からは1時間半ほどで登ってこられるので、日帰りハイキングという感じで来る人も多いようです。
もちろん、子供たちはキャッキャと水遊び。疲労という言葉を知らないようです。今日はここまで3時間のコースを4時間弱かけてゆっくり歩いてきましたから、疲れていないのも当たり前かもしれません。
ちょっとルートを外れて、Key Summitというピークに登ってみました。900mほどの低いピークですがいい眺望が得られます。
樹林帯の中を下っていって、やっとゴール。今日はのんびりと歩いたので、午後6時前になっていました。この三日間、子供たちが歩けなくなった時のことも考えて背負子も持って行っていたのですが、結局使わないどころか疲れたという言葉も聞くことがありませんでした。
ちなみに、こちらの登山口は登り始めたところとはかなり離れているので、車は回送してもらっています。この後は車でミルフォードサウンドまで移動して、キャンプ場にテントを張りシャワーでさっぱり。子供たちには頑張ったご褒美に、キャンプ場併設のロッジでアイスクリームを買ってあげました。ロッジの中はクリスマスムードでちょっと特別な雰囲気。登山の疲れですぐに寝付くかと思っていたのですが、子供たちは優しい旅行客のカップルに遊んでもらって、気が付いたら夜の11時頃まで起きていました。それにしても、よく頑張って歩きとおしてくれたと思います。
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