ニュージーランドの子育て記を書いてくれているあやこさん。今回は素敵な母の日を過ごした様子を書いてくれました。
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先週末は母の日でしたね。みなさん良い母の日を過ごされましたか?
ニュージーランドも母の日でした。我が家の母の日一日を紹介したいと思います。
まず、朝起きると子供たちから母の日のカードをもらいました。このカード、学校で作ったそうです。先生から「ママには母の日まで内緒だよ」と言われていたようなのですが、木曜日あたりからソワソワし、「あのねー、今日学校でサプライズを作ったんだー。でも母の日まで内緒なの」と長女。金曜の夜には、次女が「これね、母の日の朝にママにあげるカード、学校で作ったの。ちょっとだけ見せてあげる!」 こらこら、日曜の朝まで内緒でしょ? このあたりはほんとに子供らしくて、母の日まで待ちきれない子供たちの気持ちがかわいいですね。
そしてそのカードを読んでみると...
長女:いつも私のベットを綺麗にしてくれるママが大好きです。いつも算数を教えてくれてありがとう。
次女:ママ大好き だってディスコやパーティー(お誕生日会)に連れて行ってくれるから
うーん…。これは、喜んでいいものかどうか…。「いつも美味しいご飯を作ってくれてありがとう」とか、「お弁当作ってくれてありがとう」とか、そんな言葉を期待していたのですが、少し微妙な気持ちです。
でも、とりあえず、感謝してくれているようなので、良しとしましょう。
末っ子からは幼稚園で作った紙粘土の素敵な首飾りを頂きました。
そしてこの日は、朝目が覚めても食事の支度をすることなく、ベットの中でゴロゴロさせてくれます。
主人と子供たちで朝食のパンケーキを作り始めました。様子を見に行くと、「ダメ!!ベットに戻って!」と追い返されてしまいました。子供たちの笑い声、時に物が落ちる音がする中、ベットの中で本を読んだり、またウトウトしたり。
こちらでは、朝、目が覚めてもベットの中でゴロゴロして遅くなってから起きることをsleep inと言います。また、お誕生日やこういった母の日、父の日などの特別な日はsleep inをして誰かに朝食を作ってもらい、breakfast in bed(ベットの中でとる朝食)をすることが最高なようです。私は、ベットの中でものを食べるのに抵抗があるのと、みんなと一緒に食べたかったので、起きて美味しいパンケーキを頂きました。ありがとう、とっても美味しくできていたよ。
その後は、みんなで買い物に。母の日のプレゼントを買うはずが、何故か、子供たちの洋服を買って終了。
母親になってから、自分より子供のものを優先するようになりましたね。でも、喜んでいる子供たちの顔を見るときが、一番幸せを感じます。
夕飯は主人がローストチキンを作ってくれました。いつもは毎日3食の献立を考えないといけないし、料理するのも本当に大変ですよね。でもこの日は、一回も台所に立たなかったので、楽させていただきました。
NZでは母の日に多くのご家庭が朝食や、ランチをカフェなどに食べに連れて行ってくれたり、ご主人様が夕食を作ってくれたりします。またおばあちゃまにも会いに行ったり、一緒に食事をしたりもします。
毎日バタバタで3人の子育ても楽ではありませんが、こんなふうに祝ってもらえると毎日の頑張りが報われますね。この3人の娘達の母になれて本当に幸せを実感する瞬間でした。
これで、また頑張ることができます。ありがとう。そして、一日頑張ってくれた主人にも感謝です。
(あやこ)
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