タクは3つの幼稚園に通っているのですが、昨日はそのうちのひとつの幼稚園が最後の日でした。なぜ3つも通っているかというと、日本のようにひとつの幼稚園に入園したら毎日通えるわけではなく、曜日ごとに空きがあれば入れる、というシステムだからです。この幼稚園には水曜と金曜の午後に通っていたのですが、家から一番近い幼稚園で水曜日に空きが出たのでそっちに絞ることにしました。
今日で幼稚園が最後という子は、お帰りの際にドアのところに座ってみんなにちょっとしたプレゼントを配るのがこちらの習慣のようです。タクは小さなシールにしたのですが、キャンディーなどのお菓子をあげる子も結構います。誕生日を迎えた子もこのようにみんなにプレゼントを配る習慣があるらしく、「今日はタクのbirthday?」と聞く親御さんも。また、ニュージーランドでは5歳の誕生日の翌日から小学校に入学できるシステムになっているので、幼稚園をやめるタイミングも子供によって違います。なので、帰りがけにプレゼントを配る子供を見る機会が意外と多いです。
家庭によってはこんなお菓子を用意してくるところも。このお菓子が出た日はたまたま、二人のお子さんの誕生日が重なっていたので、子供たちは一杯お菓子をもらえてご機嫌でした。小さい子がこんなにたくさん甘いものをもらっていいのかという危惧を覚えたりもするのですが、郷に入れば郷に従えということでタクにも大目に見ています。