オークランド市内にあるAuckland Art Galleryでは、ただ今、草間彌生さんのThe Obliteration Room(訳:消滅、または忘却の部屋?)が展示されています。ご存じの方も多いと思いますが、草間彌生さんは水玉と網模様をモチーフにした幻想的な絵画で知られる前衛美術家で、昨年東京で草間彌生美術館がオープンしました。
草間さんの展示が行われているアートギャラリーは、オークランド市中央図書館から徒歩3分。今回はこの特別展示を見るために、オークランド市内へやってきました。
写真はAukland Art Galleryのウエブサイトより抜粋。建物の外には水を薄くはったオブシェがあり、必ずそこで子供達が遊ぶので毎回入場前に服が少し濡れます(笑)。
草間さんの展示場の前は、なんと長蛇の列が! Aukland Art Galleryで入場に待ち時間があったのはこれまで初めてで、すごい人気ぶりでした。カラフルな水玉模様のシールのセットが一人一人に渡され、このシールを中で好きなところに貼ること、シールは持ち帰らないで全部貼ることの2点が入場前に説明されました。
入ると中は白い部屋:キッチン、ダイニングルームとリビングルームなどなど。その中に好きなところにシールを貼っていきます。子供達は中を散策しながらどこにしようか、よ〜く吟味してから貼っていました。楽しい〜。
見るだけでなくartに直接手で触れ、丸ごと体感できるので子供達は相当喜んでいました。他のギャラリーでは、静かにね、走らないでね、と母親に言われることもありましたが、ここではピアノを弾いていても大丈夫。
アートギャラリーではその日、子供達が寄せ集めの材料で好きなアートオブジェをつくるコーナーがありました。写真はなく残念なのですが、ある姉妹は紙袋に羽、セロファン、色紙などたくさん重ねて面白い帽子を作っていました。週末は大抵家族向けにイベントをしていますので、来館前に時間をチェックするのもいいですよ。
草間さんの展示期間は12月9日から2018年4月2日まで。Aukland Art Galleryは無料です。オークランド市内を散策する際はぜひどうぞ。
たか
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