学校から戻ってくると、日本から持ってきたバレエシューズを娘達にはかせてくれ、バレエのステップを教えてくれました。ダンスが好きな娘達は大喜び。娘達とよく遊んでくれるので娘達はEちゃんのことが大好きになったようです。
週末は、オークランド周辺の観光をしたり、大きなカウリの木がある森でブッシュウォークへ行ったりしました。
娘の学校のイベントに参加して、約6kmビーチ沿いを歩きました。あいにくの雨でしたが、最後のほうは晴れてきたので、歩き終えた後はビーチでピクニックディナー。フィッシュアンドチップスを食べました。
Eちゃんは私たちのおうちで食後の食器の片付けをしてくれるなどお手伝いもよくしてくれました。
それに、私の夫はニュージーランド人なのですが、Ｅちゃんは夫と英語で頑張って話していたのはもちろん、日本人の私や娘たちと話すときも日本語を使わずにいました。英語で言いたいことが伝えられない時に日本人がいれば、思わず日本語に頼ってしまうのが普通だと思います。でもＥちゃんは英語でなんと言っていいかわからないときも日本語は話さず、手振り身振りのジェスチャーを使って、頑張って英語を話していました。そんなＥちゃんの姿に本当に好感をもてます。
２週目に入るとだいぶ学校生活にも慣れ、お友達もたくさん出来たようです。最終日には、ほうかごEnglishの他の留学生と一緒にカヌーにも挑戦しました。その夜に初めて、日本語で話をしました。日本の学校のこと、部活のことなど色々としゃべってくれましたが、一番印象に残っているのは、「今回ニュージーランドに来て良かったのは、色々な国のお友達が出来たこと」と目を輝かせて話してくれたことです。同じ趣味、もしくは夢、目標を持つお友達が世界中に出来たことは、とても素晴らしいことだと思います。
あっという間の２週間、お別れのときが来てしまいました。やっと、ニュージーランドの時間、私達との生活、学校生活などの新しい環境になれ、これからもっと楽しくなるというときの帰国は残念に思えました。
ですが、その後お父様より「来年もまたこの学校に戻ってきたい」とうかがい、とても嬉しく思いました。
今回短い期間でしたが、とても良い経験をし、私達も楽しませていただきました。新しい出会いはいいものですね。また是非ホストファミリーをしたいです。
そして今回の留学経験がＥちゃんのこれからの生活や夢に生かされることを願ってやみません。今後のEちゃんの活躍が楽しみです。
（あやこ）
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