白いパンツに赤いマントを身につけただけ。そんなおとぼけヒーローが繰り広げるドタバタコメディシリーズが、今回紹介する“Captain Underpants”。20年前から売れ続けている人気シリーズで、これまで世界中で7000万部以上売れたそうです。
いたずら好きの小学四年生の二人、GeorgeとHeraldの小学校には怒りっぽい校長先生がいて、二人は叱られてばかり。そんなある日、校長先生が催眠術にかけられ、二人がマンガに描いていたCaptain Underpantsという登場人物に変身してしまい…、というストーリーです。
中身は絵が多めで、小さな子供でも楽しんで読めます。周りでは6、7歳から読んでいる子が多い印象で、9歳になったうちの息子もはまっています。Dr. Diaper(diaperはおむつのことです)というマッドサイエンティストや、しゃべるトイレが出てきたりと、読んでいていつもクスクス笑っています。
この夏、映画化もされ、ニュージーランドでもまだ上映中です。映画に合わせて、本屋さんでもフェアが開かれていました。残念ながら日本ではまだ公開予定はないようですが、予告編だけ見ても楽しそうです。
現在このシリーズは12冊出ているのですが、ほかにワークブックも出ています。中身は漫画に加えて穴埋め問題やお絵かき、クロスワードパズルなどが入っています。
穴埋めでは、an adjective(形容詞)やsomething big(何か大きいもの)といったヒントが書いてあるのですが、自分の名前を書きこむようになっていたりと楽しんでやれるようになっています。
Captain Underpantsは「スーパーヒーロー・パンツマン」というシリーズタイトルで日本語訳も出ていますので、ご興味を持たれた方は日本の書店や図書館で探してみてはいかがでしょうか。
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