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英検、何歳から受けますか? メリットから各級の特徴まで

先日英検の二次試験対策についてのブログをアップしたところ、英検についてのお問い合わせを多くいただくようになりました。日本では毎年、子供から大人まで多くの方々が受験する英検。

今回は英検についてもう少し詳しく見ていきますね!

英検とは?

英検とは、実用英語技能検定の略で日本英語検定協会という民間団体が主催する英語技能の検定試験で、5級から1級まで、準2級、準1級合わせて7つの級に分かれています。
4級までは筆記とリスニングのみの試験ですが、3級からは「書く」「読む」「聞く」「話す」の4技能のバランスが重視されているのが大きなポイントです。出題される題材も、身の回りの日常会話から、教養を深める社会的な分野まで、実用的な英語の問題が出題されますので、英検の勉強をすることで、バランスよく英語を学ぶことができるだけでなく、さまざまな知識を学ぶことができることが特徴と言えるのではないでしょうか。

英検を取得することの利点

英検の結果は、高校・大学の入学試験で優遇される「入試活用」、入学後の単位認定や奨学金給付につながる「英検活用」など

国内では、高校で266校、大学では389校が英検の結果を活用しているそうですが、海外でも北米を含む約400大学・カレッジ、オーストラリアでは5州の州立高校全校が、日本からの留学時の語学力証明として英検を認定しているなど、海外留学でも有効になることがあるのもポイントですね

試験はどんな内容?

試験は筆記とリスニングからなる1次試験(筆記・リスニング)、そして3級以上は一次試験に合格してから受ける二次試験(面接)からなっていて、級が上がるごとに、一次試験・二次試験ともに出題される題材の幅が広がっていきます。

自分の受ける級に求められる内容を把握して、しっかりと準備をしたいところです。

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出典:英検公式サイト Copyright © Eiken Foundation of Japan All rights reserved

英検、何歳から受けられる?

受験に年齢制限がありませんので小学生から受験される生徒さんも多いようです。身の回りのことを題材にして5級、4級では面接もなく、気軽に受験できますが、小学生でも果敢に準2級以上に挑戦される生徒さんも!こうして力試しを行うことがモチベーション保持へと繋がりますね。

お子さんが受験される場合の案内は「英検for Kids」として、英検のウェブサイト内に分かりやすくまとめられています。

ただ、やはり限りある時間のなかで問題文を読み、答えていかなければなりませんので、あまり年少ですと受験は難しいかもしれませんね。でも英語力を知ってみたいという時には「英検Jr.」というリスニングテストのみのテストもあります。小学校の英語教育にも対応しており、結果は正解率のみで合否がないのも特徴です。問題用紙もカラフルでイラスト満載! 楽しくテストを受けることができます。オンラインで気軽に受験することができるのもいいですね!

 

やはり緊張!?二次試験の面接対策

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ほうかごEnglish でも一次試験に合格して、二次試験対策のお問い合わせを多くいただくようになりました。面接官との英語での会話がメインの英検の二次試験、級によって求められる能力や評価基準が異なってきますが、大まかには、イラストの描かれた問題カードが渡され、そのイラストに即して質問を受けることになります。

また2級以上になりますと単に英語を話す、というより自分なりの解釈や意見を求められるので、自分の考えを素早くまとめ、時間内に述べると言うような、ポイントをおさえた試験対策が必要になります。

面接というただでさえ緊張してしまうシチュエーションで、英語を話すことに慣れていないと、頭ではわかっていても実際に言葉が出てこないという残念な結果になってしまうことも。是非生きた英語に触れ、発言する練習をしておきたいところです。

二次試験対策とは、普段からコツコツと英会話の機会を持つことを心がけていることが、そのまま対策になるということになるでしょうか!

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一日で4技能すべて受験できる!英検CBT (Computer Based Testing)

現在英検は、一日で「書く」「読む」「聞く」「話す」の4技能の受験が可能な「CBT」、「S-CBT」と言うコンピュータを利用した受験方式も提供しています。

会場に用意された個人用ブースにそれぞれコンピュータを利用し、画面に表示される問題に解答していきます。

CBTは回答もすべてコンピュータに入力しますが、S-CBTは回答は手書き式となっています。

CBT,S-CBTともに、従来の英検だと二次試験として行われる面接の代わりに、専用のヘッドフォン、マイクを利用してコンピュータに吹き込む方式です。
1日で試験が終わる上、S-CBTはほぼ毎週末行われているので、自分の都合に合わせて受験できるのも嬉しいですね。詳しくはウェブサイトをご覧ください。

 

受験者が年々増加し、去年4月から今年3月までに英検を受験した人の数は400万人近くに上ります。さまざまなスタイルの英検がありますので、目的に沿った方式で英語力を試してみてくださいね。

ほうかごEnglishでも英検対策をお手伝いしています。

どうぞお気軽にご連絡ください。
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Posted on: August 5th, 2020 by Yuko Okumura コメントはありません

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