ニュージーランドで英語教育 ほうかごブログ

年に一度の花火の日! in New Zealand

ニュージーランドでは、11月5日は花火をする日なんですよ!
もともとイギリスの風習なのですが、「ガイ・フォークス・デイ」として、ニュージーランドでも行われています。
その日は、あちこちで花火が打ち上げられます。
fire
花火大会が行われるところもあれば、各家庭で、花火大会で打ち上げるような、打ち上げ花火を庭などでしています!

ガイ・フォークス・デイの由来は・・・

(c) York Museums Trust; Supplied by The Public Catalogue Foundation

(c) York Museums Trust; Supplied by The Public Catalogue Foundation

17世紀初頭、英国では国王によってカトリックは弾圧されていました。それに反発した旧教徒のグループが企てた事件で、1605年11月5日、国会議事堂の地下室に火薬をしかけ、議会の開会式に参加する国王、王妃、貴族院議員たちを爆殺することを計画しました。そして、弾薬に点火する役目をするのがガイ・フォークスでした。
寸前で見張りをしていたガイ・フォークスは捕まり、ロンドン塔に送られ、翌年1月31日に処刑されました。

国家が無事であったことを祝う日として、ガイ・フォークスの人形を作って、たき火に放り込んで燃やす風習が生れたそうです。

ニュージーランドでは、人形を燃やすことはあまりされていないようで、花火を楽しむ日となっています。
一年のうち、花火を買えるのは、11月2日からのたったの4日間のみなんです!
街のあちこちに花火を売るお店が現れたり、お店でも花火を売っているのですが、最終日の5日はもう売り切れ寸前でした。
庭で打ち上げ花火をするので、木が燃えたりして、消防隊員が忙しい夜でもあるようです!

子どもたちは年に一度の花火をとても楽しみにしている一方、火事になるので危ないとか、ペットが怖がるからかわいそう、という花火反対派の人たちの意見が毎年出ています。
この先、花火禁止になるかもしれないという話も出ていますが、私は、安全に花火を楽しみながら、子どもたちと風習を大切にしていってほしいと思います。

(ほうかごEnglish留学デスク みゆき)

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Posted on: November 17th, 2019 by Yuko Okumura コメントはありません

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