こんにちは!
突然ですが、みなさんはHAKA(ハカ)をご存じでしょうか。
2015年のラグビーワールドカップで、ニュージーランドのチーム「オールブラックス」が試合の前に踊っていたのを見て知った方も多いのではないかと思います。(私もその1人です)
HAKAは、ニュージーランド先住民のマオリ族が戦いの前に行っていた踊りが起源とのこと。そしてHAKAという言葉は、HA=呼吸、KA=火の意味で、気持ちを火のように吐き出すということを表しているそうです。
ニュージーランドでは、子供のころからHAKAの練習をする学校があったり、学校行事のためにグループを作って踊る学校もあります。
先日、お友だちのお兄さんが通う高校で、そのHAKAを全校生徒が踊り競う行事があるというので、見学に行ってきました。
ニュージーランドの高校は5年間で、日本の中2~高3にあたる年齢の生徒が通います。
この学校では、新学年が始まった同じ月にこの行事があるため、生徒たちは3週間ほどでHAKAを覚え、この日に挑むそうです。
新しい環境や友だちに慣れるのと同時に、いきなりHAKAの練習をする新入生にとっては、けっこうなプレッシャーなのではないかと勝手に想像しますが、でももしかしたら、逆にそういう事がある方が早く学校生活にも友だちにも慣れて、いいのかもしれませんね。
全校生徒を縦割りで6チームに分け、まずはチームごとのHAKAを披露
そのあとは、2チームずつが向かい合い、HAKA対決
新入生は、上級生のように迫力満点に踊るのはなかなか難しいようで(なにせ練習期間が3週間ですからね)、審査員や父兄からは見えにくい後ろのほうや、目立ちにくい中心部のほうへ押し込まれるそうです。
前で踊るお兄さんたちのものすごい迫力と、後ろの方でなんとか踊っている低学年の男の子との温度差がおもしろすぎて、ついついそこばっかりに目が行ってしまいました。
最後は全校生徒でHAKA。迫力満点です。
ニュージーランドの学校でしか体験できないHAKA。
他では味わえないこの貴重な経験を、自分の子供にもさせてあげられたらとっても素敵だなと思いました。
(ほうかごEnglish あやこ)
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