Year2(6~7歳)の子供たちが社会科見学に行ってきました。行ってきたのは、Highwickという19世紀の生活が体験できるところです。
ニュージーランドは19世紀にイギリスからの植民が進んだのですが、Highwickでは当時の建物や道具などが保存されています。
小学校からバスに乗って行きます。遠足気分でみんな大喜び。
到着したところにあったのは、こんなかわいい建物。19世紀の商人の家ですが、なんと21人の子供がいたそうです。この建物のほかに大きな母屋があります。
内装も当時の様子を伝えるもの。みんなちゃんと係員さんの説明を聞いて、えらいえらい。
子供たちが昔の衣装に着替えます。かわいい~。
キッチンに移動して、昔の食事の説明です。どんなものが食べられるのかな?
食事の用意をちょっと体験。これ、なんだかわかりますか? クリームを攪拌してバターを作っています。子供たちが競い合うようにぐるぐるハンドルを回していました。
出来立てのバターを試食。おいしい~。
これは昔の台所ですね。鍋とかヤカンなどが使い込まれた風合いがあります。
お次は洗濯。洗濯板を使ってゴシゴシと全部手洗い。うわー、大変だ。
洗った衣類は脱水にかけます。ハンドルを回すとにゅるにゅるっと出てきて、子供たちも大喜び。
家事だけではありません。昔の遊びも体験できます。これは輪投げ。うまく投げられるかな?
ボウリングや…
竹馬にそっくりのものまで。「あーん、すぐに落ちちゃうよ~」といいながら何度も乗っていました。
こうして丸一日、2世紀前の生活を体験してきました。お家に帰ってからも「バター作ったよ!」と嬉しそうに話していました。
さらに後日、
子供たちの学校では二週間に一度、全校集会が開かれるのですが、そこでYear2全員で学んできたことを全校生徒に報告しました。
単に報告するだけではなく、寸劇で、現代と過去の生活を演じていました。
こうしてみんなの前で発表することで、体験してきたことがより記憶に残ったり、考える材料になったりするのでしょうね。うちの子供も、歴史に興味を持ち始めたようです。よかったね。
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