ニュージーランドで英語教育 ほうかごブログ

ニュージーランドの大学生の就職活動

こんにちは!ほうかごEnglishインターン生の あかり です。
大学に留学される方や、社会人になってから仕事を辞めて留学される方などもいらっしゃいますが、そういった留学生の皆さんが将来のことを考える上で常に上位にくるのがキャリアや就職。
留学後に日本で就職する学生も多く、NZの就職活動についての情報は、探すのが大変だと思います。
そこで今回は、NZの現地大学生である私が友人などの経験も混ぜながらNZの就活事情について紹介します。
職種や会社によって選考プロセスなどの内容が異なるため、このブログ記事は一例として参考になればと思います。

ニュージーランドでの就職活動(就活)は、日本とはかなり違います。
こちらでの就職活動の流れや企業文化、求められるスキル、そして留学生が仕事を見つける上でのポイントなどを紹介していきます。

日本とは違う点 1:「就活文化」はほとんどない

日本で一般的な「新卒一括採用」である、

 大学3年生頃から就活 → 在学中に内定 → 新年度(4月)に一斉入社

は、ニュージーランドではほぼ存在しません。企業は通年で必要に応じて採用を行う「ポジションベース採用」が基本です。例えば営業部員が必要になった場合は、企業はその職種や役職に見合った人材を募集します。そのため、基本的には自分のスキルに合った仕事をその都度探すというスタイルになります。

人によって就職時期や方法は様々ですが、大学生の場合は在学中にインターンシップを行い、その会社で認められフルタイム(正規雇用)のオファーをもらい就職というパターンが一番多いです。

また、大手企業では「Graduate Programme」という新卒向け制度が存在しますが、これも応募・選考はかなり実力重視です。日本では重要な「新卒」の肩書はニュージーランドでは逆に「経験・実力不足」と捉えられてしまいます。さらに、学歴よりも個人のスキルや経験、人間性、適応力が評価基準になるため、大学の勉強だけでなくボランティア等の課外活動、インターンシップで実践を積むことが大切になってきます。

 

日本とは違う点 2:就職は人脈が重要

ニュージーランドでの仕事探しは、主にオンラインで行われますが、人脈が重要となる場合があります。オンラインでの求職でよく利用されるサイトは以下のようなものがあります。

   ・Seek https://www.seek.co.nz

   ・Trade Me Jobs https://www.trademe.co.nz/jobs

   ・LinkedIn https://www.linkedin.com

特にLinkedInは、ビジネスに特化したSNSとなっており、直接リクルーターや採用担当者と繋がりを持てるため、直々にSNSスカウトがあったりと、積極的なネットワーキングを行うことも重要になってきます。

オンラインでの採用に加えてニュージーランドでは社員紹介制度(リファラル採用)があります。このリファラル採用制度とは、社内で社員に「こんなポジション(職種、人材)に合う知り合いはいないか?」と募集を募り、紹介してもらう制度のこと。知り合いの採用が決まった場合には、紹介社員にはボーナスが支払われます。日本では自社の社員から知り合いを紹介してもらう方法での採用はまだ少ない印象ですが、ニュージーランドではアルバイトやインターンを含めリファラル採用がとても多く、現地大学生もコネクションを広げるために様々な集まりやイベントに積極的に参加します。様々な繋がりをもつことがニュージーランドでの就職につながる重要なポイントです。

また学校外だけでなく、大学などで開催されるキャリア・エキスポにも積極的に参加することで興味のある企業の採用担当者と繋がれたり、インターンや採用情報を知ることができます。

 

日本とは違う点 3:CV(履歴書)での自己アピール重視

ニュージーランドでは履歴書のことを「CV(Curriculum Vitae・シーヴィー)」と呼びます。日本のように決まったフォーマットはなく、自分の人間性やスキル、経験を自由にアピールするスタイルが一般的なため、職歴や学歴よりも、今までの「成果」や「貢献したプロジェクト」など、実績ベースの記述をすることで自己アピールをすることが求められます。

CVに加えて、志望動機や自己紹介文にあたる「Cover Letter(カバーレター)」も重要です。採用担当者が選考プロセスで一番最初に目にするのがこのCover Letterのため、読みやすく簡潔に自己紹介、自己アピールをする必要があります。
CVやCover Letterは応募する職種やポジションに合わせて内容を変更することも重要です。「ニュージーランドの履歴書の書き方が分からない」「英語で作るのが難しい」と感じている人は大学やオンラインなどのCV、Cover Letterの作成ワークショップに参加してみることをオススメします。
ワークショップではCV、Cover Letterの書き方や採用担当者の目に留まりやすい自己アピール文の書き方などを一から学ぶことができます。

なお、CVで自己アピールと同様に重要になるのがRefernce(推薦)です。特に大学の専攻に関連する職種の場合は大学の教授からの推薦をもらえると、とても有利になる場合があります。そのため大学在学中に教授と良い関係を築くこともニュージーランドでの就職に重要といえます。
時には教授やOB、OGを通して就職オファーがくることもあるため、大学では友人のみならず、様々な人脈を広げておくことをオススメします。

日本とは違う点 4:ビザ問題

人脈や自己アピールが上手くても「ビザの問題で仕事が見つからない。」というのが留学生がニュージーランドで就活をする上で直面する大きな問題です。
厳しい現実ですが、フルタイムで働けるビザが無い状態(学生ビザ)で就職先を探すのは本当に「想像以上に難しい」です。

ニュージーランドの大学・専門学校(Polytechnic)などに通う留学生は、学生ビザの範囲内(週20時間)での就労が可能ですが、多くの会社では、永住権(Residency)といった長期のNZ在住資格がない学生をインターンとしてそもそも受け付けていない場合が多く、大学生の間に就職で重要視される「経験」を積むことがとても難しいのが現状です。

また現在、NZでは就職難が続いており現地学生でも大学卒業後に就職先を見つけることが難しい状況です。実際、大学を卒業したものの就職先が見つかっておらず卒業後も就活を続けている友人が多くいます。
そんな中で留学生は会社側に就労ビザのサポートをしてまで採用したいと思わせる程のスキルや経験を持っていなければいけません。

留学生がニュージーランドでの就職を目指す際によくあるパターンとしてニュージーランドの学位取得後に申請できる「Post-Study Work Visa」があります。

Post-Study Work Visaは以下の条件を満たすことで、最長3年間のオープンワークビザ(どの職業で働いてもいいビザ)が発給されます:

  • NZQAレベル7(Bachelor)以上の学位取得
  • 指定された教育機関・コースの修了
  • フルタイム(30時間以上/週)で働く意思があること

このビザ期間中にインターンなどの就労経験を積むことで、後の「就労ビザ」や「永住権」の取得にもつながります。

※ビザの種類や取得条件は頻繁に変更されるため、移民局(Immigration New Zealand)の公式情報を常に確認して下さい。

 

ニュージーランドでの就職は、日本の常識とはかなり異なります。実力主義、ネットワーク重視、人間性、適応力のバランスが求められます。そのためニュージーランドでは「実務経験があるか」が非常に重視されます。未経験可の仕事でも、現地でのインターンやボランティア経験があると大きな強みになります。
また、大学内外で人脈を広げることで留学生でもチャンスを得ることができるはずです。
これからニュージーランドで働きたいと考えている方は、ぜひ自分のスキルと個性を活かして、現地での就活にチャレンジしてみてください!

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Posted on: September 18th, 2025 by HP editor コメントはありません

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