ニュージーランドで英語教育 ほうかごブログ

幼稚園児のビーチ探検は、身近な自然を守るため

次女の幼稚園では、2週間おきに4歳児クラスを10名ずつ順番にビーチ探検に連れて行ってくれます。そして今回は次女の番。園児2人につき大人1人がつくという方針があり、幼稚園側の依頼によりペアレンツヘルプ(お手伝いをする保護者)として一緒にビーチ探検に行ってきました。

 

CIMG0082

まず、幼稚園に着くと幼稚園の黄色いリュックを渡され、モーニングティー、水筒、着替えを入れ幼稚園の入り口に集まると先生からの説明がありました。
「道路を歩く時は大人と手をつないで歩くこと」 「ビーチでゴミを見つけたらゴミ袋に入れてること」
そして、いざ出発!

 

CIMG0086

ビーチまでもうすぐ。幼稚園からビーチまでは徒歩約5分くらいです。

 

CIMG0089

リュックを置いて、靴、靴下を脱いで早速水遊び開始です。

 

CIMG0106

大きな木の下にはブランコが。満潮の時は、このブランコの下まで潮が満ちます。

 

CIMG0110

岩場の探索。えびの赤ちゃんやhermet crab(ヤドカリ)を見つけました。ある岩場にはたくさんのヤドカリ達がめまぐるしく歩きまわっていました。先生が「きっとヤドカリの会議をしているのね?」と言うと、次女は「ここはきっとヤドカリの幼稚園だよ。みんな楽しそうに走り回っている」と。大人と子供の目線の違いが面白くて思わず笑ってしまいました。

 

CIMG0131

皆で波が来たらジャンプ!このビーチは遠浅で波も穏やかなビーチです。

 

CIMG0136

ビーチを歩いてゴミがないか探します。

 

CIMG0141

遊び終わったらぬれた服を着替えてモーニングティータイム。

 

CIMG0142

モーニングティーが終わると砂でもうひと遊び。そして幼稚園に戻ります。マットタイムではビーチ探検に行った園児が、園に残っていた園児にビーチでしたこと、発見したことを報告しました。

最近NZではこのように自然の中で、自然に触れながら保育をするという方法が注目を集めているそうです。次女の幼稚園のビーチ探検は今年の4月より導入されたのですが、デイヴィド・ソベル著『足もとの自然から始めよう』という本の中の以下の一節がモットーになっています。

子供達に環境保護に力を入れる大人になって欲しいと願うなら、地球を守れと環境教育を子供達にする前に、まず、子供達に身近な自然に触れさせ、自分達が自然の一部であることを実感し、この地球を愛せるように子供達を支えることから始めよう

 

環境保護に力を入れるニュージーランド人。ソベル氏が言うように、子供のころから身近にある豊富な自然に触れつつ色々なことを学び、成長した結果なのでしょうか。
初夏を思わせるような中、子供たちはビーチ探検を思いっきり楽しんだようです。子供たちが自然を大切にし、ビーチがこのままの美しい姿であり続けるよう、私もソベル氏のモットーを幼稚園以外でも受け継いでいきたいと思います。

(あやこ)

 

ブログランキングに参加しています。
下のボタンをクリックしていただくとポイントが加算されます。応援クリックよろしくお願いします!
にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ

Posted on: October 28th, 2014 by Yuko Okumura コメントはありません

コメント

コメントはこちらまでお願いします