ニュージーランドでは、2月に学年が始まり12月に終わります。Year6の子たちにとって12月は卒業の季節。うちの子供たちの通っている小学校でも卒業式が行われたのでいってきました。
式には全校生徒が集まるのではなく、Year6の生徒と保護者が参加します。仕事を持つ保護者が参加しやすいようにでしょうね、日中ではなく夕方に開かれました。
まずは先住民マオリの伝統的な踊り。ラグビーのニュージーランド代表が試合開始前にいつも伝統的な踊りで気分を盛り上げますが、ニュージーランドでは様々な式典でこのような踊りが見られます。
生徒たちの合唱ののち、校長先生からの祝辞。生徒の成長を祝い、これからの人生での成功を願うだけでなく、学校行事をボランティアとして手伝ってくれた保護者の方々にも感謝の念を述べられていました。
生徒代表の答辞に続き、学業だけでなく様々な活動に頑張った生徒二人が選ばれて、トロフィーが授与されました。男の子はいかにも賢そうな感じですね。女の子はすごくうれしそう。
Year6の先生からの祝辞。途中で感極まったのか、涙ぐんでらっしゃいました。
このあと、生徒たちによるパフォーマンス付きの詩の朗読も披露されました。
卒業証書の授与。一人ひとり名前を呼ばれて証書を受け取り、校長先生と握手していきます。
いったんみんな退場した後、お色直しをしてまた登場。ちょっとしたミュージカル仕立てで、グループに分かれていろんなダンスを披露しました。
カウボーイハットのグループや…
かなりファンキーな格好ですね。
エキゾチックな感じの踊りまで。
保護者も腕を伸ばしてビデオ撮影です。
最後はスクリーンにYear6の生徒一人一人の写真が映し出されていきました。
式が終了したのは午後9時半近く。でも真夏のこの時期は日が長く、まだ夕暮れ時といった雰囲気でした。式の開かれたホールの外では、保護者達がYear6の生徒をにこやかに出迎え、家路についていきました。みんな小学校の楽しい思い出とともに、中学校でも充実した生活を送ってほしいと思います。
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