コロナの抑え込みに国を上げて成功しているニュージーランド。公共交通機関ではマスク着用が義務付けられていますが、それ以外はほぼ何の制限もなしに日常生活がおくれています。映画館や劇場にも入場制限はなく、先日、オークランド市内の劇場で、「Mary Poppins」のミュージカルを見てきました!
8年ほど前にも一度見たのですが、本当に素晴らしい舞台だったので、今年の頭に再演のニュースを聞いた時にはすぐにチケットを押さえました。
ところが最初のロックダウンで、延期(涙)。2度目のロックダウンの影響で更に延期になってからの、やっとやっとの上演。
この日が来るのを本当に楽しみにしていました!
もともとの劇場から変わり、今回は私の大好きなCivic 劇場での上演でした。
オークランド中心地の目抜き通り、Queens StreetにあるCivic劇場は、1929年にその幕を開けた、歴史ある劇場です。
異国情緒ただよう内装がとにかく圧巻です。
劇場内はこんな感じで、まるで野外劇場にいるようなたたずまい。夜空が広がっていて、流れ星が流れる演出もあるんですよ!
この日はほぼ満席状態で、開始前に「今、世界中で一番人が集まっているミュージカルが始まります!」とアナウンス入が入り、笑いが起きました。
確かに現在は世界中がコロナの第3波で、こうした劇場でのイベントは縮小や延期、あるいは中止となっている中で、マスクもなく上演を楽しむことができるって、本当に贅沢なことです。
観客も皆さんそれを感じているのでしょう。観客の盛り上がりもすごくて、笑うところは大いに笑い、素晴らしい歌の後には割れんばかりの拍手。テンポの良い歌の時には手拍子で盛り上げます。皆さん、ロックダウンやさまざまな規制を経験して、こうしたイベントを楽しむことができることのありがたさを心から感じているようでした。
最後は全員スタンディングオベーション!
ステージの上の人達と、下の人達が一体になった、感動的なエンディングでした。
コロナのワクチンの開発が急ピッチで進められているようですね。世界の他の国でも、一日も早くこうしたイベントを安全に楽しめるようになることを願っています。
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