ニュージーランドの先住民マオリの人々にとっての新年は「マタリキ」といいます。
マタリキとはマオリの言葉でおうし座のプレアデス星団のことで、日本では昴(スバル)と呼ばれています。
この星団が北東の空に昇った直後の新月の日が、マタリキのお正月とされています。
マタリキは、前年に亡くなった方々を想うときであり、豊作を喜び、歌や踊りをして祝います。
また、マタリキの風習として凧あげがあります。凧を高くあげて、マタリキの星により近づくことができると信じられています。
ニュージーランドが冬に突入する6月中旬頃に訪れますが、毎年日にちが異なります。
この時期、ニュージーランドでは、各地でマタリキ・フェスティバルが開催されて、さまざまなイベントやマオリ文化を紹介する催しがあって、マオリの伝統文化を体験することができます。
ニュージーランドの幼稚園や小学校でも、マタリキについて学んだり、マオリの歌を唄ったり、ダンスを踊ったり、食べ物をシェアしてお祝いします。
先日、Year5の息子(9歳)のクラスで、マタリキをお祝いするという手紙をスクールからもらったので、行ってきました。
時間は、始業前の8:00から9:00の一時間でした。
クラスルームの壁にマタリキについての説明や生徒が調べたことがたくさん貼ってありました。
先生がフルーツとビスケットそれにジュースやコーヒー、紅茶を用意してくれました。
お母さんと一緒に、羽の形の画用紙にデコレーションを楽しんでいました。
マタリキに関するクロスワードが用意されていました。
お友達とゲームをしたり・・
クラスのみんなで、マオリの歌とダンスを見せてくれました。
校長先生もノリノリでダンスしていました!
先生や保護者の方がたとコミュニケーションがとれたり、
子どものクラスでの様子やお友達と楽しそうにしている姿を見れたり、
とても楽しい一日のスタートでした。
準備をしてくれた先生方に感謝です。
(ほうかごEnglish留学デスク みゆき)
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