先日、読んだ本について小学校でスピーチする、ということについて書きましたが、その際に選んだ本が「Scorpion Sting」という冒険もの。作者のJustin D’athはニュージーランド人で、11人(!)の兄弟と一緒に農家で育ちました。小さい頃からストーリーを作るが好きで、9歳から漫画を、11歳から物語を書き始めたとのこと。これまで子供やヤングアダルト向けの本を50冊ほど書いています。何度も何度も書き直すので、もし手書きだったら一冊書き上げるのに紙が1万枚は必要だろうね、とのこと。
「Scorpion Sting」はExtreme Adventuresというシリーズのひとつなのですが、このシリーズはSam Foxという男の子が主人公で、困難な状況に陥りながらなんとか生還する、というもの。
アメリカの荒野で灰色熊に襲われるGrizzly Trapや、2才のいとこを守りながらワニの棲む川から脱出するCrocodile Attackなど、いかにも冒険好きな男の子が夢中になりそうなタイトルが並んでいます。
子供向けというだけあって書かれている英語も難しくありません。「Scorpion Sting」の出だしは、
Nathen led the way. It felt like we were the last two people alive in a black, silent world.
というものですが、ご覧のとおり使われている単語も簡単です。
作者のJustin D’athは、子供たちに読書を楽しんでもらってほしいそうです。読書というのは、最もエキサイティングで、想像力に富み、楽しいことなんだということを、子供たちにわかってほしいとのこと。
小学生の男の子が冒険にワクワクしながら読むのにうってつけのJustin D’athの作品は、ペーパーバック版だけでなくKindle版も手に入りますので、興味を持った人は是非のぞいてみてください。
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