ニュージーランドの農産物といえば日本では羊毛やキウイフルーツというイメージが強いかもしれませんが、オリーブオイルの栽培も盛んです。おいしいオリーブオイルを求めて、先日はオークランドからフェリーで30分ほどのところにある、ワイヘキ島に行ってきました。ここのランギハウスエステートというオリーブ園では、有機栽培したオリーブの実から熱を加えずにオイルを抽出しています。
これが収穫されたオリーブの実。いろんな色の実がありますね。
一つ一つ手で丁寧に選別していきます。Flos Oleiという、イタリアで発行されているオリーブオイルの格付誌があるのですが、「オリーブオイル界のミシュラン」とも言われていて世界各地のオリーブオイルを紹介しています。そのFlos Oleiの2013年版で、このオリーブ園のエキストラ・バージン・オリーブオイルが世界トップ20のうちのひとつに選ばれました。
ここではオリーブオイルのテイスティングもできます。オイルによってマイルドなものからクセのあるものまで、いろいろあるということが実感できました。
今回は二種類を買ってきました。パスタやパンにつけて食べ比べてみたのですが、ちょっと辛味のような感じのものと、マイルドなものと味の違いがよく分かります。娘のユウもパスタやサラダなどで味が物足りないと、自分でオイルをかけて食べるようになりました。
NZではオリーブの実の収穫シーズンになります。そこからオイルに精製されるため、5月末ごろから今年とりたてのオリーブオイルが売り出されるとのことです。新オリーブオイルが出始めたらまた味を試してみたいと思います。