ニュージーランドで英語教育 ほうかごブログ

financial literacyを身につける

みなさんが自分の銀行口座を管理するようになったのは、何歳のときからですか?私は小さいころ、親が自分用の口座を作ってくれてお年玉とかを貯金していた記憶があるのですが、どれぐらいお金がたまっていて利子がどれくらいついているかなんて全然気にしてなくて、「口座を管理する」という感覚には程遠かったです。たぶん親が実際の入金をやってくれていて、自分で銀行にお金を預けに行ったことすらなかったのでは……。 

 娘のユウはまだ小学校一年生ですが、先日学校からもらってきたパンフレットはgood savings habits(よい預金の習慣)を教えましょう、というもので、実際に子供が銀行口座を持って預金を管理するというプログラム。自由参加のプログラムなのですが、預金には利子がつき、毎月statement(取引明細)が来るので、お金がどのように増えていっているか自分で分かるそうです。それと、お金を預けるのに銀行に行かず、学校に設けられた専用の箱に入れるというのもユニーク。子供にしてみれば、わざわざ親御さんに銀行まで連れて行ってもらわなくても自分で貯金ができる、ということなのでしょうか。financial literacyを子供のころから身につけるためのプログラムなのですが、financial literacyとはお金の動きを読み取る能力、とでも訳せばいいのでしょうか。とにかく、小学校のしかも低学年からこういうプログラムに参加していれば、金銭感覚もちょっと変わってくるかもしれませんね。

 

 

Posted on: April 2nd, 2012 by Yuko Okumura

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