娘がとうとう5歳になりました。
ニュージーランドでは、子供が5歳の誕生日を迎えた翌日から満6歳までの間に小学校へ入学するよう、国で定められています。我が家もNZのほとんどの家庭がそうするように、5歳になってすぐの入学を見据え、今年から小学校の入学準備を始めました。
学校の文房具を揃えたのは、一年で文房具が一番安くなる時期「Back To School Sale」がある1月に。そして誕生日の3か月前に学校に向かい、必要書類を揃え提出をしました。学校によっても提出物が違うようですが、我が校は本人のパスポート、住所証明の手紙が一通、予防接種の記録が必要でした。書類が揃い入学が受理されると、学校訪問の案内のメールが届きます。
さて、ニュージーランドの学校の新年度は2月なのですが、7月末日生まれの娘の場合、何年生に入学するのでしょうか?
正解はYear0(ゼロ)です。12月までゼロクラスで過ごし、来年度から晴れてYear 1、1年生になります。この規則が学校によって違いややこしいのですが、娘の学校の場合はターム1(第一学期)までに5歳の誕生日を迎える生徒はYear1、それ以降はYear0に入学となります。学校によっては学年を混ぜた、コンバインクラスもあります。
(Year0のクラスルーム。入るとすぐに、砂場コーナーがあり驚きました。)
誕生日月になると、90分間の学校訪問が2日間ありました。
1日目は入学予定日の3週間前。この日はターム3の間に入学を予定している生徒15名が参加です。娘を朝9時までにクラスに送り届けた後は、父兄が別室に集まり説明会と学校のツアーが始まりました。その間、子供たちは先生と入学を控えている生徒達だけで別室で授業を受けます。自己紹介の後、本読みをしたり、音楽にあわせて踊ったりしたようです。
(大きな100玉そろばんがあるかと思えば、教室の真ん中にプレイテントまであります。中にはぬいぐるみが入っていました。)
そして二日目は入学予定日の前の週で、今度は在校生の自分のクラスメート達と参加です。すでに5歳になっているクラスメート6名と、翌週入学予定の生徒2名の合計8名。今はたった8人ですが、ターム3の終わりには21名になる予定だそうです。誕生日を迎えるごとに、徐々に生徒さんが入学をするんですね。
(娘をお迎えに行くと、全員が集まって先生とお話をしていました。)
そして2回目の体験入学を終えた翌日、ついに娘の卒園式となりました。もちろん、卒園していくのは我が娘一人。娘の園では卒園者には伝統的なマオリのケープを着せ、みんなの前に座って先生と一緒に自分のことをお話をします。娘は先生の質問に答えながら、幼稚園での生活が写真付きで記録されているイヤーブックを使いながら、今までにあった出来事を振り返りました。家族がしみじみとなる時間です。
この儀式は15分ほどで、あっという間に終わってしまいます。生徒達からは歌のプレゼントを2曲頂き、娘からはフルーツの差し入れと、生徒一人一人に花のプレゼントをしてお別れしました。娘が長く通っていたオークランドの日本語教室や日本人プレーグループも同様に、娘のためにプチ卒業式をしていただきました。こうして5歳になると、次々と子供達が巣立っていきます。
ニュージーランドの卒園式の模様は、あやこさんが過去の記事ニュージーランドには卒園式がない?に詳しく体験談が書かれています。興味がある方はご参照ください。
いよいよ次は小学校入学です。
たか
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