小学校で子どもたちがお母さんやお父さんに自分たちが学校でどんな勉強をしているのかを見せる機会がありました。Sharing the Learningとよばれているのですが、授業参観とは違い、放課後に親御さんと一緒に子どもが学校に行き、教室で自分のノートなどを親に見せます。
ニュージーランドでは日本と違って教科書を使うのが一般的ではなく、また学校で使っているノートも家に持って帰らずに学校においておくのが普通なので、子どもがどんな勉強をしているのかを具体的に知るいい機会になります。
先生は教室にいますが、生徒が自分から親御さんに説明をするのが今回の趣旨。先生は様子を見守りながら、「算数のパネルもみせてあげてね。」など、フォローをいれることもわすれません。本人が説明をすることにより、自分の学習にもっと責任を持ち、勉強に目的意識を持てるようになるのではないでしょうか。
小学校によって差はありますが、電子デバイスは積極的に教室に導入されています。これはiPad。子どもたちが少々乱暴に扱っても大丈夫なように保護カバーがしてあります。
複数のiPadをつないで、算数の点数競争をしました。保護者も卒業したお兄ちゃんやお姉ちゃんも参加しています。早く正解すればするほど高スコアがもらえるので、早く解こうと盛り上がります。
体育館では子どもたちの描いた絵や工作物が展示されていました。カラフルで見ているだけで楽しくなります。
体育館の展示でも、教室での説明でも、親御さんはみんな自分の子どもを褒めていて、子どもたちも嬉しそうにしていました。こういう経験が自信と意欲につながってくれればと思います。
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