日本の夏休みもついに終わりましたね。学校が始まり、ほっとした親子さんもいらっしゃるのではないでしょうか。ニュージーランドのスクールホリデー(学期間のお休み）は4学期の合間に2週間（一番長い夏休みの間は約6週間！）。学校が再開すると毎回のように子供たちは「もっと遊びたかったー」といいますが、私の方は「ああやっと終わった、、」と安堵します。ただ今ニュージーランドはターム３（第三学期）の真っ只中。8月末より徐々に暖かくなり、春めいてきました。今オークランドではあちこちで花盛り。今日はニュージーランドの植物のいくつかを紹介しますね。
こちらは Hebe。素朴で控えめな印象の花ですが、高木になるとたくさんの花が次々に咲き存在感を表します。なんと90種類もの種類があるそうです。
こちらは子供の小学校でみつけたKōwhaiの木。ニュージーランドの国花として考える人達が多い、このKōwhaiの木。マオリ語で「黄色」という意味です。かつてマオリ社会では傷や打ち身の手当などに薬用として使われていたそうです。大木になると一斉に咲いた鮮やかな黄色の花が圧巻です。
そしてこちらはマヌカハニーでお馴染みのマヌカの花。昔キャプテンクック（1970年代に活躍したイギリスの海洋探検家、ジェームズ・クック）がニュージーランドへ来航したときに、このマヌカの葉をお茶代わりに飲んでいたことから、今でもTea Treeという愛称で慕われています。実際我が家で試しにお茶にして飲んでみました。ちょっと渋めですが、さっぱりした味でした。
そして最後に、ニュージーランドには珍しく派手目な花を咲かせるkakabeak。こちらはニュージーランドのオウムKakaのくちばしに似ていることから、「カカのくちばし」という名前が付いたそうです。確かに鳥のくちばしのようです。
この時期のオークランドは暑すぎも寒すぎもせず、旅行するにはもってこいの季節です。春に訪れた際は、ニュージーランド固有の植物もお楽しみくださいね。
たか
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