連日のオリンピック放送で寝不足になった人も多いんじゃないでしょうか。女子サッカーの決勝はおしかったですね。日本でもそうだと思うのですが、NZでも選手が頑張る姿を見ると、子供たちもいろいろとやる気になるようです。
ユウのクラスでは今学期はオリンピックを題材にしていろいろと勉強しました。まずはオリンピックについて知っていることや疑問をみんなで出し合いました。「なぜ全部のスポーツをやらないんですか?」や「だれがオリンピックを考え出したんですか?」など、素直な質問が多いですね。知っていることとしてみんなが挙げたのは、「体操」「水泳のレース」「試合をする」「棒に火をつけて、世界中に渡していく」といったものがあって、結構知っているみたいです。「大きな棒を持って走ってジャンプする」というのは、棒高跳びのことかな。でも、「オーストラリアの古い町、ロンドンでやる」とか、「サックレース」(大きな袋に下半身を入れて跳びながら進む競争)とか、ちょっと笑ってしまうようなことも書かれていました。
アルファベットの各文字から始まるスポーツを挙げていきました。quoits(輪投げ)なんて、いかにも子供が思いつきそうでほほえましいですね。
オリンピックにちなんだ詩をみんなで書きました。詩の各行は上から順に、O, L, Y, M, P, I, C, Sの文字から始めないといけません。CはCool、SはSuperにしている子が多かったですね。ユウは、Yの行はYou are running、Iの行はI love Olympicsと書いていました。
こちらはESOL(英語を母語としない生徒むけの授業)の教室。各国のメダル獲得数を表にしています。ニュージーランド、イギリスの次にギリシャが並んでいるのは、オリンピック発祥の地だからでしょうか。それより下は、南アフリカ、韓国、日本、中国と、NZへの移民が多い国が並んでいるようです。
古代と現代のオリンピックを比較しています。「第一回目はいつ行われたのでしょうか」「なぜ行われたのでしょうか」といった質問のほかに、「戦争中でも行われるのでしょうか」といったものも。英語が母語ではない子たちにとって、これらの質問に英語で答えるのは結構難しいんじゃないでしょうか。ユウはちゃんと答えられるのかな~?