まだまだ夏休みが続くニュージーランド。子供たちを連れてちょっと日帰り旅行、となるとたまには大人が楽しめるところに行きたいもの。たまたま、ソムリエの資格を持つ友人が日本から年末年始の休暇を利用して遊びに来てくれたので、ワイナリー巡りに行ってきました。
ニュージーランドのワインの歴史はまだ浅いですが近年急成長を遂げて国際的な評価も高まってきて、国際的なワインコンペであるInternational Wine Challengeでは、ニュージーランド産のワインが毎年金賞を受賞しています。
オークランド市近辺にもワイナリーが点在しています。今回訪れたのはKumeu(クメウ)という町で、オークランド市の中心から車で30分ぐらいのところ。小さな町ですが、ワイナリーが10数軒あります。
クメウの大抵のワイナリーでは、無料でテイスティングしながらワインを選ぶことができます。店員さんの説明を聞きながら飲み比べをするのも乙なもの。みなさん自分たちで作っているワインなので、説明にも熱が入ります。
一軒目に訪れたのは、ヨーロッパのクロアチアから約80年前に移民してきた家族が開いたワイナリー。以来、三世代にわたって続けているそうです。
ちなみにクロアチアはアドリア海を挟んでイタリアに面していて、沿岸部のダルマチア地方ではワインの生産が盛んです。宮崎駿のアニメ「紅の豚」の舞台と言われる街ドゥブロヴニクがあるところですね。
建物に隣接してブドウ畑が広がります。ここで採れたブドウがワインになるんですね。
夏のこの時期は、いちごの季節。いちご狩りができる農園も多いです。
ワイナリー巡りだけだと子供たちが飽きてしまうので、いちご狩りをすることにしました。
P. Y. O.とは、”Pick your own.”の略で、自分で摘みたいだけ摘むというシステム。採ったいちごの重さに応じて料金を払います。
どんどん採ってね~。
暑い中、頑張っていちご摘みをしたご褒美にストロベリーソフトクリーム。この農園の摘みたてのいちごを使っているので美味しい~。子供たちも大満足。
いちご摘みにソフトクリームの効果で子供たちもおとなしくなりました。続いて訪れた二軒目のワイナリーは、こじんまりとしていて、来ているお客さんもまるで親戚のように親しげにオーナーとやり取りをしていました。
ここでも何種類かテイスティングした後、気に入ったものを買っていきます。子供たちはお庭で遊んでいました。
続いて三軒目。お店の人とおしゃべりしながらティスティング。一緒に行った友人がソムリエの資格を持っていると知ると、
「普通は出さないんだけどね…」
と言って、とっておきのワインを出してくれました。ラッキー!
娘のユウも、ティスティングの真似事。ワインの香りは好きだそうで、将来酒飲みになるのかな。
タクはソファに座り込んで、友人が日本からのお土産として持ってきてくれた漫画雑誌に没頭。ゆったりとした作りなので落ち着きます。
ゆっくり巡ったせいか、今回はこれでもう夕方に。子供たちも退屈しなかったようで、いい夏休みの一日となりました。
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