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Time誌が選んだ児童洋書ベスト100!

ニュース週刊誌「Time」の最新号はテニスの錦織選手が表紙を飾っています。日本人としては気になるところですが、同じ号の中に児童洋書のセレクションの記事がありました。

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児童書(3~11歳向け)でトップになったのは
“Where the Wild Things Are”
日本語訳は『かいじゅうたちのいるところ』。有名な本なので、読まれた方も多いかもしれませんね。娘のユウも「これ読んだことあるよ!」と言っていました。

第二位と三位もかなり小さい子供向け。
第二位は“The Snowy Day”で、冬に読むのにぴったりですね。日本語訳は『ゆきのひ』です。第三位は“Goodnight Moon”で、『おやすみなさい おつきさま』という訳が出ています。

第四位は、
“Blueberries for Sal”
こけもも摘みに来た、人間の親子とくまの親子。こけもも摘みに夢中になってしまい、人間の子供はくまのママに、こぐまは人間のママについていってしまいます。『サリーのこけももつみ』という、石井桃子さんによる訳も出ています。

第五位は、
“Little Bear”シリーズ。優しい感じの絵を好きになる子も多そうですね。シリーズになっているので、気に行ったらどんどん読んでいけます。オーディオブックも出ていて、英語の音に親しみを持つのにもぴったり。これも『くまくんのおともだち 』など翻訳が出ています。

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12歳以上の子供向けの本も選ばれていました。
第一位は
“The Absolutely True Diary of a Part-Time Indian”
白人が主流の学校に通うことになったネイティブアメリカンの高校生のお話。コミカルなストーリー展開ですが、アメリカ先住民の置かれた状況がシニカルに伝わります。

第二位はご存知、Harry Potterシリーズ。本だけでなく映画が何編も作られていますね。

第三位は、
“The Book Thief”
ナチス政権下のドイツで里子に出された孤独な少女の物語です。映画にもなっています

第四位は、
“A Wrinkle in Time”
宇宙へ時空を超えた旅に出るという、SF好きの子ならはまりそうな本。

第五位は、
“Charlotte’s Web”
『シャーロットのおくりもの』と言えば、子供のころに読んだことのある方も多いかもしれませんね。ダコタ・ファニング主演で映画にもなりました。

今回の選書にあたっては児童書の専門家のほか、ポートランドにあるPowell’s Booksなど個性的な独立系書店も協力しているとのこと。選ばれた100位までの本がTimeのサイトで発表されています。くまのプーさんピーターラビットなどの古典的な作品も選ばれています。子供達と見ていると、「これ知ってる、知ってる!」と、読んだ本が表示されるたびに興奮していました。このリストの中からお子さんが興味を持ちそうな本を親子で一緒に選んでみるのも楽しいのではないでしょうか。もちろん、12歳以上向けの100冊も載っているので、中高生は冬の読書にここから選ぶのもいいかもしれませんね。

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今週号の「Time」は錦織選手が表紙なだけに、”His Time is Now”というタイトルで5ページにわたって錦織選手の記事が掲載されています。テニスに興味のある方は読まれてみてはいかがでしょうか。

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Posted on: January 10th, 2015 by Yuko Okumura コメントはありません

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