子供たちが通う小学校では、Year6になるとヨットの授業があります。ニュージーランドが夏になる2-3月、それに11-12月に毎週一回、学校近くのビーチで行われます。ヨットの経験が全くなくて最初のころは不安がっていた娘も次第に自信がついてきたのか、毎週この授業をワクワクしながら待つようになりました。
先生、それにボランティアの保護者が朝早くビーチに行って準備をします。この授業は安全のために、インストラクターの数が足りないと授業ができないことになっています。ボランティアの保護者は事前に数日間の講習を受けてインストラクターの資格を取得しており、こういったみんなの協力で運営されているためレッスン費用も一回あたり約$9(約750円)に抑えられています。
Year6のヨットの授業は今日で最後。みんなもう10回以上この授業を受けているのですが、ヨットに乗り込む前に操作と注意点を改めてレクチャー。みんなちゃんと聞こうね。
よいしょ、よいしょと波打ち際まで引っ張っていて…
すいすい~っと乗り出します。子供たちももう慣れたものです。
あっという間に沖のほうまで出ていきました。晴天、それにほどよい風に恵まれて気持ち良くヨットを操れているようです。
ビーチを見ると、おや、あれはサンタ?
12月のヨットの最後の授業では、毎年先生がサンタクロースの恰好をして現れます。子供たちも大喜びです。
「クリスマスソングを歌いなさい。歌わないと水をかけちゃうぞ~」と先生が子供たちをからかうと、水の掛け合いが始まっていました。
子供たちも片づけを手伝います。重そうなモーターボートを乗せた台車を引っ張っていたら、すかさず男の子が「手伝いましょうか?」と言ってくれました。
最後に、ボランティアの保護者みんなに生徒手作りのカードが渡されました。「私がヨットに乗り込むときに水に落ちちゃって、ずぶぬれになっちゃったことを覚えていますか?」なんてメッセージが書かれていて、授業をお手伝いしていてよかったとほっこりとした気持ちになりました。また来年も時間を作って参加しようと思います。
***
ブログランキングに参加しています。
下のボタンをクリックしていただくとポイントが加算されます。応援クリックよろしくお願いします!