ニュージーランドで英語教育 ほうかごブログ

入学したての宿題は、写真絵本と先生の手作り教材で(Year 0の宿題)

5歳になった娘がついに小学校へ入学しました。

と言っても全校生徒が集まってお祝いをするような入学式はなく、初日は普通に朝、学校に行き、同じ日に入学をしたもう1名の新生徒と一緒に、クラスメート達と同じように授業を受けました。これまでに2回学校訪問をしていたのでなじみがあったせいか、学校での1日が「楽しかった」と笑顔で家に帰ってきました。娘はのんびりしていますが、度胸があり社交的なのでここまでは想定内。

2日目に家でかばんを開けてみるとびっくり。たくさんの宿題が入っていました。
まずはおなじみの本読み。簡単な一文の横にヒントになる写真が1枚入った5ページの本が1冊。すべてのページが”Mum is”で始まります。

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そして先生の手作りオリジナル教材がありました。最初に習うワードは Is, I, A, In, It の5つ。青い紙の片側にこれらの単語があり、反対側に例文が書かれています。Is と A のカードの裏は同じ例文でした。なるほど。

Year0_1

こちらが3日目の様子。2日目に引き続き、新しい宿題セットが増えていました。目玉焼きのものは、神経衰弱をして遊びながら学べる単語カード。写真では市販のように見えますが、目玉焼きの写真にマジックペンで文字がかかれている、手作りのものです。右上のアイスの棒のようなものは、これまた先生の手作り文字パズルです。そして、しれ~と2冊目の本が入っていました。Mum に引き続き、Dad。

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学年毎に国で定められた到達基準はありますが、先生のアプローチや生徒の進み具合は様々で、決して一様ではありません。1年半前にYear1から始めた長男の宿題は毎日が本一冊(すらすら読めるようになるまで繰り返し)だけでしたので、先生の手作り感があふれる娘の宿題の山に、ほっこりした気持ちになりました。

とは言え娘の場合毎日1冊ずつ新しい本が増えていくので、読む本がたまって常にかばんの中が本でいっぱいです。これまで家庭では日本語教育ばかりに力をいれていたので、娘は英語での聞き取りはできても、読み書きは一切できません。課題の Is, I, A, In, It は覚えたようですが、続く単語は挿絵を見て、ほとんどを予想読みをしています。Here is a 「Rabbit(うさぎ)」 の箇所を絵を見て自信満々にHere is a「Bunny(うさぎの別の呼び方)」と言ったりします。でも、最初はそれでいいんですね。新しい単語のHereを覚え、「Here is a」 まではちゃんと識別できるようになったのですから。

学校によっても違いますが、娘の学校は入学して半年くらいたってからESOL(英語を母国語としない生徒のための特別な英語の授業)が始まるそうです。長い目で見て英語の勉強よりも、まずは毎日のルーティンや新しい環境に慣れることを優先しているようです。小学校に入った娘が。これからどのように英語を学んでいくのか、楽しみです。

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Posted on: August 21st, 2017 by Yuko Okumura コメントはありません

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