ニュージーランドで英語教育 ほうかごブログ

小学一年生の宿題(1週目)

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小学校の宿題については以前書きましたが、具体的にYear1のタクには毎週どんな宿題が出ているのか、紹介していきたいと思います。NZの小学校は、子供が5歳の誕生日を迎えた翌日から6歳になるまでに好きなタイミングで入学すればいいというシステムなので、Year1では5歳~6歳の子が学んでいます。

毎週、宿題の紙が貼られるのがHome Learning Diaryと呼ばれる手のひらサイズの手帳。その週の授業で習う単語と算数が書かれており、おうちではそれらの勉強を5分間してください、とのこと。それに加えて毎日リーディングの本が宿題で出されるのですが、親子で一緒に読んでその内容について話すようにすれば、学習効果も高いそうです。Year1の最初だとまだ一人で本を読み進めるのは難しい子がほとんどですが、親御さんが一緒になって読むことが大切のようですね。

そして今週の文字はA。発音については、「aで始まる単語を探してみましょう」とあります。小文字のaの書き方は、「Open mouth, short stick」と説明されています。これは、下の図表のように縦線やカーブなど文字の中の各パーツに名前を付けたものです。まだ文字の書き方がよくわかっていない子供たちが覚えやすいように、工夫されているわけですね。小文字のaだと、まずopen mouth、つまりCの形を書いてから、short stick(短い縦線)を書く、というように練習していきます。
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Words of the week(今週の単語)は、am, an, at, andの4つ。Aの文字を習うので、Aで始まる頻出基本単語を子供たちに覚えさせるようですね。am, at, andを書く練習もしてください、という連絡もありました。 この三つは授業でうまく書けていなかったようです。

算数の宿題は、20から逆に数えていきましょう、というものでした。また、クラスで発表できるように、家族写真をもってきてくださいとの連絡も。NZでは幼稚園でも子供たちが週末にどこに行ったかなど好きなことを発表する機会が日常的に設けられます。正解の決まっている問題を解くのではなく、何を言うか自分で考えてみんなに伝える、という練習を小さいころから行うのはすごくいいことではないでしょうか。

rocket wordsも始まりました。これはmeやsaidなど日常会話でもよく使う基本的な単語を、5つセットで毎回覚えてくるもの。生徒のお母さんの一人がクラスにやってきて、みんな覚えているかどうかチェックしてくれるようです。小学校の低学年では、保護者の方に授業を手伝ってほしいというお願いがよく来ることがあります。

ノートの見開き右側には、毎日読んだ本のタイトルを書いて保護者がサインします。ちゃんと本を読んでいると先生が「Awesome!(すごい!)」とシールを貼ってくれるので子供たちもやる気が出るようです。ORTのStage1+の本も読んだのですが、学校からもらってくる本でなくても好きな本を読んでここに書いていいそうです。

週を追うごとに宿題はどんな具合に進んでいくのでしょうか。また随時ご紹介していきたいと思います。

 

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Posted on: October 18th, 2014 by Yuko Okumura コメントはありません

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