ニュージーランドで英語教育 ほうかごブログ

宿題もデバイスを使って ~いまどきのNZの中学校2~

みなさん、こんにちは。
日本はそろそろお花見の季節でしょうか。
こちらニュージーランドにも、お庭に桜の木があるご家庭がちらほらあったりするんですよ。
いつか、うちにも1本欲しいです。

さて、保護者の授業体験 ~いまどきのNZの中学校~ では、中学校の授業がすごくハイテクだというお話をさせていただきました。
今回は、PCやタブレットを使ったハイテクな宿題の仕方をご紹介させていただきたいと思います。

こちらの一般的な小学校・中学校では、算数・リーディング・ライティングは、クラス内でレベル別に3~4グループに分かれて学習するので、教科書を使ってクラス全員で勉強するということがありません。そのため、子どもが日々どんな事をしているかは、実はよくわかりません。

小学校の時は、計算やスペリングの宿題を紙で持ち帰っていたので、だいたいは把握できていました。しかし中学校に入ってからは、宿題はすべて自分のPCを使うため、何をどう作業しているのか、さっぱりわかりませんでした。

そこで、息子に聞いてみました。

InkedIMG_2129_LI

 

全体的に、Googleドライブを使っています。
数学、ライティング、スペリング、リーディングなどに分かれていて、その下にファイルがいろいろ入っていました。

1つファイルを開けて見せてもらうと、たまたま先生がオンライン(!)
そのシートで何か作業していたようです。子どもにとっては日常茶飯事のようで平然としていましたが、なぜか私がドキドキしてしまいました。
生徒が作業しているファイルは先生と共有していて、先生からすべて丸見えのようです。

数学の宿題は、授業でも使っているオンライン学習。
スペリングでは、Googleドライブで共有された単語のリストを自分のシートにコピペして、その単語を使ったセンテンスを作り、打ち込んでいきます。

IMG_2132
リーディングの宿題は、読み終わった章をリストに打ち込んでいきます。
その概要を書く欄もあります。
(なぜか中国語・韓国語・日本語でも表記が!)

 

InkedIMG_21288_LI

 

学校や先生によって多少の違いはあるかと思いますが、このように宿題もすべて各自のデバイス上で行っています。
(売店のフードメニューまで自分のデバイスで見られるようになっていました!)

小学校の時も授業でよくデバイスを使っていたので、一度
「手で文字を書くことや、紙の辞書を使うことは教えないのですか」と質問をしたことがあります。
先生の答えはこうでした。
「これから高校、大学と進むにつれて、もっとペンと紙を使わなくなるし、社会人になってもほぼコンピューターでしょ。だから大丈夫」

・・・ごもっともです。
それが大丈夫かどうかは別として、どんどん手で書かなくなるのは事実ですね。

つくづく、時代は変わっていっているんだなあと実感させられざるを得ません。
私たち親はどんどんついていけなくなりますね!(笑)

 
(ほうかごEnglish あやこ)

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Posted on: March 22nd, 2017 by Yuko Okumura コメントはありません

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