ニュージーランドで英語教育 ほうかごブログ

25校が集結! ニュージーランドの小学校の算数大会

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小学校の算数の大会があるというので見てきました。いろんな小学校から選ばれた生徒が集まって算数の出来を競う、と聞くと、みんな机に座って黙々と問題を解く姿が想像されたのですが、実際はぜんぜん違う、みんなで盛り上がって楽しめる大会になっていました。

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今回はオークランド市北部地域から約25校が参加。オークランド北部の小学校が勢揃いという感じです。会場は近くの中学校。大教室で中学校の副校長から挨拶があったあと、体育館に移動します。

各小学校からは2チームが参加しています。1チームは4人で、そのうち一人がrunnerになります。算数の大会なのになぜrunner?と思っていると、ルールの説明が始まりました。
採点官の先生が壁際に並び、各チームに一つ机が与えられます。問題を一つ解いたら、runnerが答えを先生のところに持っていくのですが、まず先生とは逆側の壁に向かって走り壁にタッチ、それから先生のところに持っていく、というルールなんです。
おそらく先生陣に近い机をあてがわれたチームとそうでないチームの差をなくすためだと思うのですが、会場を端から端まで生徒が走るのでまさに競争といった雰囲気が出ます。

出される問題は文章題。チームみんなで意見を出し合って解いていきます。一問正解するごとに5点もらえます。制限時間は30分で、一番多くの点数をとったチームが優勝です。

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スタート! みんな一斉に解き始めます。頑張れ~。

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解けた! 早く早く! 壁にタッチして!

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採点官のところに答えを持っていきます。あっているかどうか、ドキドキです。正解だったら次の問題がもらえます。

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頭を突き合わせて、みんなでああでもない、こうでもないと考えます。こうやって取り組んでいる横で、問題が解けたチームのrunnerが駆け抜けていくので結構焦るんじゃないでしょうか。

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あっちゃー、という感じで頭を抱える生徒。答えが間違っていたようです。正解していない場合はまたチームの机に戻って解き直しです。問題をパスすることもできます。

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「●●チームが今トップ! ですが○○チームも追い上げてきています!」先生がマイクで実況中継。盛り上がる~。


「One minute to go!」最後の一分はみんな大興奮! 早く早く!

このあとは成績優秀なチームの表彰がありました。算数というよりはなんだかスポーツの大会みたいで、会場全体が盛り上がりrunner役だった子たちは汗をかいていました。みんなお疲れ様でした!

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Posted on: July 5th, 2019 by Yuko Okumura コメントはありません

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