ニュージーランドで英語教育 ほうかごブログ

TOEFLを解いてみました

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これまで試しにセンター試験、それにアメリカの統一試験SATを解いてみた娘ですが、今度はTOEFLのリーディングの問題をやってみました。

TOEFLはもともとアメリカの大学や大学院に留学する学生さんにとってはほぼ必須のテストでしたが、最近は日本の大学受験でもAO入試や英語特別資格試験などで導入されています。また3年後の大学入試改革では英語の民間試験としてTOEFLもおそらく採用されるでしょうから、現在中学生や小学生で日本の大学進学を考えているお子さんや保護者の方の間でもTOEFLの認知度は高まっているのではないでしょうか。

TOEFLはパソコンを使ったテストで、リーディングやリスニングだけでなくスピーキングもヘッドセットを使ってマイクに話しかける形式です。スコアはspeaking, listening, speaking, writingそれぞれ0~30点で採点され、トータルスコアは120点満点になります。
ちなみにTOEFL iBTというのが正式名称ですが、iBTとはinternet-Based Testのこと。これまでペーパー試験のTOEFL PBT、コンピュータを使ったTOEFL CBTという形態を経て今の形になっています(なお、PBTは今も存続しています)。

リーディングは、約700語の長文が3~4つだされ、長文一つにつき12~14問が出題されます。時間は60~80分なので、長文一つにつき20分が目安です。
今回は公式ガイドに載っている練習問題の長文をひとつ解いてみました。タイトルはThe Origins of Cetaceans(鯨類の起源)。「cetaceanって何?!」と私なんかは焦ってしまうのですが、TOEFLは大学レベルの英語力を測るテストで、生物学や歴史、天文学など様々な学問分野の文章が出てきます。

見ていると娘はサクサクと解いていき、20分もかからずに終了。
「cetaceanって知ってた?」と聞いてみると、
「知らなかったけど文章を読んでいくとわかるようになっているんだよ」とのこと。英検一級の長文問題より簡単に感じたそうです。
「政治とかの話だとわからなくなっちゃうんだけど、生き物の話だから、読んでいてへ~って思える。書いてあることに興味持てるよ」
どうやらたまたま内容が自分の好きな分野のものだったようですね。

問題は段落ごとに読んでいけば解けるものがほとんどですが、最後は本文の要約にあうものを3つ選ぶ問題でした。たとえ本文の内容とあっている選択肢だったとしても重要な点ではない場合は間違いとなります。娘はこの注意書きを見落としていたようで一つ間違えました。3つ正解で2点なので、一つ間違いでも2点マイナスと計算。
すべて選択式の問題なので、勘で正解したのが無いよう、答え合わせをする前に自分がなぜその選択肢を選んだのか理由を説明してもらいました。結果、他にも一問間違っていたので、14点満点で11点となりました。

大学入試改革が近づくに連れて次第に認知度が高まっていくであろうTOEFLテスト。サンプル問題も公開されているので、TOEFLに興味を持たれた方は解いてみてはいかがでしょうか。

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Posted on: March 7th, 2018 by Yuko Okumura 1 コメント

コメント

1 コメント

  1. Onguardgoalies says:

    Thank you for doing that.

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