ニュージーランドで英語教育 ほうかごブログ

リサイクルでおもちゃ作り

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トイレットペーパーの芯に、手前のものは卵のケース。これらはリサイクル用のゴミではありません。次女のキンディ(幼稚園)に持っていくために取っておいたものです。
以前「幼稚園の一日」の室内遊びでも紹介しましたが、ここの幼稚園ではホットグルーガンを自由に使わせてくれ子供たちは色々な工作に取り組みます。その材料は、空き箱であったり、卵の箱、トイレットペーパーの芯、ヨーグルトの容器、ビールの栓などなどリサイクルゴミになりそうなあらゆる物が各家庭から持ち寄られた物なんです。
材料が足りなくなると「OOが不足してきたので集めて持って来てください。ご協力お願いします」と連絡用のホワイトボートに書かれます。

日本の幼稚園のように、例えば「クリスマスなのでクリスマスツリーを作りましょう」といったあらかじめ用意された教材を使って皆で同じ物を作るということはしません。その場にある材料を見て、想像力を働かせ毎日個性的な作品が作り出されています。

いくつか次女が作った作品をいくつか紹介したいと思います。

 

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こちらはトイレットペーパーの芯と空き箱で作られた鳥と鳥の巣。

 

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次はロケット。マットタイムの時に、先生が読んでくれた本の中にロケットが出てきたそうです。その印象が強く残ったようで、先生にもう一度その本のロケットの絵を見せて欲しいとお願いして、作ったそうです。
その場にあったタイルをホットグルーガンでつけ、なかなかの出来具合を褒めると
「みんなこのロケットを見て、凄いって言って皆も作り始めて、出来た後皆で宇宙旅行にいったんだよ」 と。
皆でロケットを持って走り回る姿を想像したらほほえましいですね。

 

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そして靴下で作ったドラゴンのパペット。ある先生は3人のお子さんをお持ちで、先日洋服ダンスの整理をしていたら、いつも脱ぎ捨て片方行方不明になってしまった靴下が山のように出てきたそうです。どうしようか、と考えたところ、幼稚園に持っていってパペットを作ろうと思ったとのこと。
そのアイディアを園児に紹介したところ、早速次女も作ったようです。

 

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最後は端切れをまとった妖精。かわいいので子供部屋につるして飾っています。

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普段はごみになってしまう物も、このように新しく生まれ変わることが出来るんですね。また4歳でこのような物が作れるんだなあ。正直感心しました。今まで危ないからとか、出来ないと決めつけ家でははさみや、ホットグルーガンを使わせなかったのですが、意外に子供たちは器用ですね。やりたいという意欲、またはさみなどを使う練習の良い機会を今まで摘み取ってしまった自分に反省です。このように自由に用具を使わせてもらい、幼稚園でいろいろなことを学び、できるようになりました。つぎは何を作ってくるか楽しみです。

(あやこ)

 

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Posted on: October 21st, 2014 by Yuko Okumura コメントはありません

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